小海町:簡易水道事業(法適用)

地方公共団体

長野県 >>> 小海町

地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度

経営比較分析表(2014年度)

経営の健全性・効率性について

小海町の上水道の経営は、料金収入をもって経営が成り立っています。経常収支比率は、H26年度では119.9%と平均値を上回ったものの、財政状況は決していいとはいえず、厳しい経営状況にあります。給水収益に対する借入金の返済や漏水修理等に多大の費用がかかり、損益収支を圧迫する要因となっています。水道管を敷設するために借りたお金も徐々には減ってきていますが1億5千万ほど残っています。水道利用者の料金回収率を上げ経営を安定させなければなりません。又給水原価100円を目指し、水道料金(2,451円/20㎥)の現状維持を図りつつ経営しなければならないことを職員一同一丸となってあたる所存です。なお、水道料金は平成7年に基本料金を値上げして以来消費税のみ改定した以外は据え置かれています。

老朽化の状況について

昭和40年代に布設した水道管から老朽化してきており、管路施設の約半分の償却が終わろうとしています。施設の適正な維持管理に努め、長寿命化をめざします。老朽化した管路や施設は漏水や事故のにつながるとして順次敷設替等を実施し有収率を高くし将来に備えます。

全体総括

小海町の水道事業は、町民生活や産業活動に必要な水道水を供給し、町民に身近な社会資本を整備し、必要なサービスを提供する役割を果たし、町民生活の向上と地域産業の発展に寄与してきました。しかし、今後の水需要は、少子化等による人口減少、節水意識の浸透など減少していくと考えられます。また、今後の水道施設の整備については、水道水の安定的な供給のため、老朽化した管路の更新等の投資の必要性もでてくると思われます。このような厳しい状況から健全経営のための合理化推進の取組みが求められることから、中長期にたって経営を行います。

類似団体【A9】

福島町 知内町 木古内町 鹿部町 上ノ国町 沼田町 上川町 美深町 増毛町 小平町 津別町 様似町 浜中町 標茶町 小坂町 三種町 最上町 小国町 西会津町 浪江町 下仁田町 長野原町 嬬恋村 阿賀町 関川村 大野市 芦原温泉上水道財産区 忍野村 小海町 木島平村 野沢温泉村 佐用町 播磨高原広域事務組合(事業会計分) 高野町 すさみ町 太地町 智頭町 三朝町 吉備中央町 北広島町 牟岐町 美波町 越知町 太良町 南阿蘇村 山都町 湯前町 伊仙町 伊江村