経営の健全性・効率性について
収益的収支比率84.56%と100%を下回っているが、平成26年度に使用料金の改定を行ったことで、経費回収率が類似団体内では高い水準となり、経営改善の成果として表れています。また、企業債残高対事業規模比率は類似団体に比べ低い水準です。事業費の平準化、経営の安定化を図るため企業債利用の見直しについて検討します。
老朽化の状況について
管渠更新率は0%ですが、耐用年数に達していないため、管路更新は行っていません。管路調査は毎年実施しています。
全体総括
現状では施設の老朽化に伴う管路更新は行っていませんが、将来、維持管理費の増加が見込まれるため、定期的に使用料金の見直し検討を行う必要があります。また、下水道事業の経営安定化を図るため、資本費平準化債の利用について、検討します。