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類似団体平均より低い数値であるが、これは、本区が東京都区部の周辺部に位置し、大都市行政における住宅地域としての役割を担っていることを反映したものである。今後も特別区民税・国民健康保険料等の収納率の向上などについて着実に推進し、財政基盤の強化に努める。
分母である経常一般財源が、特別区税や特別区交付金の増などにより対前年度4.5%増となり、分子である経常的経費充当一般財源が扶助費の増などにより対前年度0.3%増となったことにより、前年度と比較して3.3ポイント減少しており、類似団体平均より低い数値である。今後も引き続き事務事業の見直しに取り組み、義務的経費の削減に努める。
事務事業の徹底的な見直しを行った結果、類似団体平均を下回る水準となっている。引き続き事務事業の見直しを行い、行政運営コストを下げるよう努める。
事務の委託化や内部事務の効率化により、職員数の削減を行った結果、類似団体平均を下回る水準となっている。今後も民間活用など、あらゆる方法を通じて、効率的で質の高い区民サービスを提供していく。
平成21年度以降、特別区債の発行抑制などにより実質公債費比率は改善されてきた。平成24年度は、用地取得費が増加したため、前年度に比べ0.2ポイント増加したものの、平成25年度は用地取得費が減となったため、前年度に比べ0.9ポイント減となった。今後も鉄道立体化事業や再開発などのまちづくり事業が予定されているが、実質公債費比率が上昇し過ぎないよう、引き続き財源対策等を徹底して行う。
これまで、起債の発行を可能な限り抑制してきた結果、将来負担比率は0となっており、今後も公平な世代間負担を視野に入れ、財政環境を見直した上で、バランスの取れた財政運営を推進する。
25年度は、給食調理委託校の拡大や児童手当業務の一部委託化などの執行体制の見直しにより職員定数を削減し、引き続き類似団体平均を下回っている。今後も職員定数の削減に努める。
物件費は、システム機器更改などにより前年度より増額となっているものの、特別区財調交付金の増により経常一般財源等が増加したことから、物件費に係る経常収支比率は前年度と同水準となり、引き続き類似団体の中で最も低い数値となっている。今後も、消耗品費や光熱水費の節約に対する取り組みや事務事業の見直しを通じて、行政運営の徹底した効率化に努める。
扶助費は、生活保護費や私立保育所運営助成経費等の増加により、引き続き上昇傾向にあるが、特別区財調交付金の増により経常一般財源等が増加したことから、前年度比0.7%の減となった。類似団体平均よりも高い水準にあるのは、大都市における住宅地域にあたる本区の地理的要因によるところが大きい。今後も高水準で推移することが予測されるが、介護予防事業や元気高齢者施策を推進し、経費の増加抑制に努める。
介護保険事業特別会計への繰出金が増加する一方で、特別区財調交付金の増により経常一般財源等が増加したことから、その他に係る経常収支比率は、前年度と同水準となっている。また、類似団体平均を上回っているのは、大都市における住宅地域にあたる本区の地理的要因によるところが大きい。今後も高水準で推移することが予測されるが、事務事業の見直しを徹底し、経費の増加抑制に努める。
補助費等の水準は、近年安定して推移しかつ類似団体平均を下回っていたが、平成24年度より、類似団体の平均を上回った。平成25年度は、前年度とほぼ同水準で推移したが、特別区財調交付金の増により経常一般財源等が増加したことから、前年度比0.4ポイントの減となった。今後も補助費等の適切な算定と執行に努める。
平成25年度は、用地取得費が減となったうえに、特別区財調交付金の増により経常一般財源等が増加したことから前年度と比べて0.1ポイント減少したものの、引き続き類似団体と比べて高い水準となった。今後も鉄道立体化事業や再開発等のまちづくり事業が予定されており、さらなる増加も予想されるため、変動に留意していく。
公債費以外に係る経常収支比率は、扶助費や繰出金が増加しているものの、特別区財調交付金の増により経常一般財源等が増加したことから、前年度と比較して3.2ポイントの減となり、引き続き、類似団体平均を下回っている。今後も事務事業の見直し等を通じて、義務的経費の削減に努める。
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