経営の健全性・効率性について
経常損益に対する料金水準については、健全性を確保している。一方、効率性は、計画人口12,700人に対し、現在の給水人口が3分の1まで減っており、稼働率が低下していることがわかる。有収率について、昨年の76.23%から6.55%減少し、平均よりも低くなった要因は、漏水量の増加によるものである。
老朽化の状況について
管路の経年化率については、30.34%と昨年同様平均よりも高い水準であり、耐用年数を経過している管路が増加傾向にある。今後も増加していく見込み。
全体総括
経営収支比率については、累積欠損金や企業債残高も低く特に問題は見受けられない。平成31年度から簡易水道へ変更認可となる予定であり、今後も経常収支の状況を確認しながら、老朽管等の更新計画を進めていかなければならない。