地方財政ダッシュボード

佐賀県武雄市の財政状況(2011年度)

収録データの年度

2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度2015年度2014年度2013年度2012年度2011年度2010年度

共有

地域の概況

人口の推移
歳入・歳出・形式収支の推移

普通会計の構造(2011年度)

目的別歳出
性質別歳出
歳入の内訳

財政比較分析表(2011年度)

財政力

平成23年度の財政力指数は0.46となり、平成19年度以降では最も低くなった。全国平均(0.51)、佐賀県平均(0.52)、類似団体平均(0.65)をいずれも下回っており、当市の財政力は非常に弱い状況にある。今後、北方工業団地への企業誘致や市税の徴収率向上に努め、自主財源を確保し、財政基盤の強化を図りたい。

財政力指数

財政構造の弾力性

平成23年度は85.4%と前年度(84.1%)より1.3%増加した。人件費や扶助費、物件費などの経常一般財源(歳出)が増加したことに加え、収入では臨時財政対策債が大幅に減少したことが経常収支比率を引き上げた。今後、行政改革プランの推計によると、平成27年度までは90%未満でほぼ横ばいで推移することが予想されているが、28年度以降は合併支援措置の縮減・廃止に伴う普通交付税等の減により、経常収支比率は90%を超えていくことが見込まれている。今後も、事務事業の見直しをさらに進め、経常経費の削減に努める。

経常収支比率

人件費・物件費等の状況

平成23年度は109,648円となり、全国平均(119,477円)、佐賀県平均(116,106円)、類似団体平均(120,040円)をいずれも下回ったものの、武雄市としては、平成20年度以降は上昇傾向にある。人件費については、職員数の減や時間外勤務の原則禁止により職員給は大幅に減少したが、議員年金の廃止に伴う議員共済掛金の増などにより大幅に増加し、人口1人当たりの人件費等も前年度より25円増加した。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額

給与水準(国との比較)

平成24年4月1日のラスパイレス指数は、国の臨時特例法に伴い103.2と、100を上回ったが、全国市平均(106.9)を下回っている。国の減額前との比較(参考値)では95.4で、本市の前年(96.7)から1.3ポイントの減となっている。今後も国の給与削減に応じ、給与削減の適正化に努める。

ラスパイレス指数

定員管理の状況

平成23年度は6.99人と、佐賀県平均(7.46人)、全国平均(7.17人)をいずれも下回っている。定員適正化計画や集中改革プランに基づき、約6年間(平成17~22年度)で186人の削減を行った。今後も技能労務職の不補充や民間への業務委託等により、5年間で28人の削減を目指す。

人口1,000人当たり職員数

公債費負担の状況

平成23年度は11.6%となり、全国平均(9.9%)、類似団体平均(11.1%)を上回ったものの、佐賀県平均(12.6%)は下回り、武雄市としても着実に改善してきている。しかし、前年度に引き続き、老朽化した市営住宅や小中学校の建替え等の大型事業が控えていることから、今後、公債費の大幅な増加が見込まれ、実質公債費比率の上昇は免れないことが予想される。急激な上昇を抑えるため、事業の選択が必要である。

実質公債費比率

将来負担の状況

平成23年度は30.2%と、前年度(40.1%)から9.9%の減となり、全国平均(69.2%)、佐賀県平均(43.5%)、類似団体平均(69.2%)をいずれも下回った。分母となる標準財政規模は減少しているものの、将来負担額を引き下げる充当可能基金(基金積立金等)が大幅に増加したことが将来負担比率を引き下げた要因となった。

将来負担比率

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2011年度)

人件費

平成23年度の人件費に係る経常収支比率は22.9%となり、前年度を0.4%上回った。職員数の減や時間外勤務の原則禁止等により職員数は大幅に減少しているものの、議員年金の廃止に伴う議員共済掛金の増、退職職員数の増に伴う退職手当の増加によって、前年度より13,241千円増加したこと等も上昇の要因となった。

経常収支比率(人件費)

物件費

物件費に係る経常収支比率は10.9%と、全国平均(13.1%)、佐賀県平均(11.3%)、類似団体平均(13.2%)をいずれも下回った。武雄市としては、21年度以降、経常収支比率は増加傾向にあり、前年度を0.3%上回ったが、決算額としては前年度を下回っている。今後も、公共施設の適正管理を行い、維持管理費の削減に努める。

経常収支比率(物件費)

扶助費

扶助費に係る経常収支比率は9.0%となり、全国平均(10.5%)は下回ったものの、佐賀県平均(8.6%)を上回った。前年度と比較すると0.5%増加しており、決算額も年々増加傾向にある。これは、障害者自立支援給付事業や子ども手当の増加が主な要因である。扶助費については、義務的経費のため抑制が非常に困難であるが、歳出の適正化により、上昇傾向に歯止めをかけるよう努めていく。

経常収支比率(扶助費)

その他

その他に係る経常収支比率は15.2%と、全国平均(12.2%)、佐賀県平均(14.3%)、類似団体平均(13.5%)をいずれも上回った。また、武雄市としても、平成19年度以降、年々増加傾向にある。これは、後期高齢者医療事業や介護保険事業、農業集落排水事業などへの繰出金が年々増加していることが大きな要因である。平成25年度より、下水道の使用料を統一(農排使用料を値上げ)し、繰出金の抑制を図っている。今後も、各種料金の見直しを行い、一般会計からの負担額の削減に努める。

経常収支比率(その他)

補助費等

補助費等に係る経常収支比率は9.9%となり、全国平均(10.1%)、佐賀県平均(10.1%)、類似団体平均(10.3%)ともに下回り、前年度と比較しても、0.7%減少した。これは、水道事業会計繰出金や杵藤広域消防負担金等が大幅に減少したことなどが要因である。今後も、補助金については、その公益性や費用対効果を検証し、適正な支出に努める。

経常収支比率(補助費等)

公債費

公債費に係る経常収支比率は17.5%と、全国平均(19.0%)、佐賀県平均(18.8%)、類似団体平均(18.1%)をいずれも下回ったが、武雄市としては、前年度より0.2%の増加となった。今後も、老朽化した市営住宅や小中学校の建替え等の大型事業が控えていることから、公債費の大幅な増加が見込まれている。今後は、起債事業の選択が必要となってくるため、事務事業の整理を行い、公債費の急激な上昇を回避するよう努める。

経常収支比率(公債費)

公債費以外

公債費以外に係る経常収支比率は67.9%と、全国平均(71.3%)、佐賀県平均(69.1%)、類似団体平均(71.5%)をいずれも下回ったが、武雄市としては、前年度より1.1%増加した。人件費や扶助費が増加していることによるが、今後は、公債費についても増加が予測されるため、人件費等のその他の経費を抑制し、経常収支比率の急激な上昇を避けなければならない。

経常収支比率(公債費以外)

実質収支比率等に係る経年分析(2011年度)

分析欄

平成23年度の実質収支は902,488千円となり、標準財政規模比は6.79%となっている。実質単年度収支は693,838千円となり、標準財政規模比で5.22%となった。また、財政調整基金へ426,630千円の積み増しを行ったことから、残高は2,883,119千円となり標準財政規模比は21.70%となった。資金余力のあるうちに財政調整基金等への積み立てを積極的に行い、合併支援措置が段階的に縮減される平成28年度以降に予測される資金不足に備える。

実質収支額・比率,財政調整基金残高

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2011年度)

分析欄

前年度に引き続き、国民健康保険特別会計が赤字決算となった。赤字額は408,078千円であり、普通会計から347,169千円の繰出しを行った。その他の会計については全て黒字決算となり、一般会計においては22年度に引き続き、財政調整基金へ426,630千円の積み増しを行い、その他の公営企業会計においても資金剰余金を計上した。国民健康保険特別会計で計上した赤字額は、その他の会計の黒字額及び資金剰余金により解消され、武雄市全体としては黒字となったものの、その赤字額は一般会計を圧迫している。今後も、医療費の適正化や収納対策の強化を図り、国民健康保険特別会計の赤字額解消を図らなければならない。

連結実質収支(連結実質赤字比率)

実質公債費比率(分子)の構造(2011年度)

分析欄

地方債元利償還金や公営企業債の元利償還金に対する繰出金等が減少しており、また、分子から差し引く算入公債費等(災害復旧費等に係る基準財政需要額)が増加したため、実質公債費比率は減少している。今後、基準財政需要額に算入される地方債の元利償還金は合併特例債の償還により増加するが、合併支援措置が段階的に廃止される平成28年度以降、普通交付税が減少するため、実質公債費比率は大幅に上昇していくことが予測される。

実質公債費比率,公債費等

将来負担比率(分子)の構造(2011年度)

分析欄

将来負担比率は前年度に引き続き減少してきている。一般会計等に係る地方債現在高については、前年度より増加したものの、将来負担額を引き下げる充当可能基金が大幅に増加したことにより、将来負担比率は減少した。今後も、地方債残高や公営企業債等繰入見込額等の負債の削減を図り、健全な財政運営に努めたい。

将来負担比率

よくある質問

このページで何が分かりますか?

佐賀県武雄市の2011年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

ページ上部の関連リンクから、この自治体に紐づく地方公営企業ページへ移動できます。