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岡山県地方独立行政法人岡山県精神科医療センター:地方独立行政法人 岡山県精神科医療センターの経営状況(2020年度)

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地方独立行政法人 岡山県精神科医療センター


収録データの年度

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経営比較分析表(2020年度)

地域において担っている役割

・公立病院として司法精神入院棟を運営し、民間病院では対応が困難な児童・思春期精神科医療、各種依存症医療、発達障害児(者)に対する医療等に高い専門性を発揮している。・24時間365日の救急対応を実施し、本県精神科救急医療の中心的な役割を担っている。・令和2年3月に「災害拠点精神科病院」の指定を受け、平時から災害派遣医療チーム(DMAT)等関係機関との連携強化及び技能維持を図っている。・地域の医療や福祉・行政等の関係機関と積極的に連携し、入院医療から地域移行・地域定着の取組を推進している。

経常収支比率

医業収支比率

修正医業収支比率

累積欠損金比率

病床利用率

入院患者1人1日当たり収益

外来患者1人1日当たり収益

職員給与費対医業収益比率

材料費対医業収益比率

経営の健全性・効率性について

・経常収支比率は100%を超え、過去5年間で最も高い水準にあり、医業収支比率も類似病院平均値(以下「平均値」という。)と比べて高い状況である。累積欠損金比率も0が続いており、財政状況は健全である。これは病床利用率が高く施設を有効に活用できていることや、入院患者は急性期が中心であり、入院患者1人1日当たり収益が平均値と比較して高いことが要因として考えられる。また、職員給与費対医業収益比率や材料費対医業収益比率は平均値と比べて低く、効率的な経営が行われている。

有形固定資産減価償却率

器械備品減価償却率

1床当たり有形固定資産

老朽化の状況について

・有形固定資産減価償却率が平均値と比較して低いが、これは平成15年に病棟を改築(一部18、19年改築)しており、比較的建物が新しいことが要因として考えられる。・器械備品減価償却率は、前年度比で微減したものの、引き続き平均値を上回っていることから、医療機器の老朽化が進行してきているものと考えられる。

全体総括

経常収支比率は100%を超え、医業収支比率も高い水準を維持していることから、財務状況は健全であり、安定した病院経営が行われている。引き続き、県内の中核病院としての役割を果たしながら、効率的な運営を行うとともに、医療器械備品等の計画的な更新を進めていく必要がある。

出典: 経営比較分析表,

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