事業・施設概要
| 都道府県 | 長野県 | 経営主体 | 佐久市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 99,616人 | 現在処理区域内人口 | 11,398人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 9,268人 | 現在処理区域面積 | 387ha |
| 晴天時現在処理能力 | 5,480m³/日 | 下水管布設延長 | 137km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
収益で費用をどの程度賄えているか表す①経常収支比率は、直近のH27年度が97.60%で100%を下回っているため、この事業のみで把握すると経営難であることが伺える。1年以内に支払うべき債務に対して、支払うことができる現金等がある状況を示す③流動比率からも100%を大きく下回り、直近のH27年度は13.45%のため、短期的な債務に対する支払い能力のないことが伺える。料金収入に対する企業債残高の割合を示す④企業債残高対事業規模比率は、直近のH27年度で1,394.29%と類似団体平均値より低いものの、経営負担のあることが伺える。使用料で回収すべき経費を、どの程度使用料で賄えているか示す⑤経費回収率についても100%を下回り、この事業のみでの経営は難しいことが伺える。有収水量1㎥あたりの汚水処理に要した費用を示す⑥汚水処理原価は、H27年度が240.94円で、公共・農集と比べても高く、経営負担の大きいことが伺える。⑦施設利用率に関しては約40%と低く、施設の遊休化が懸念されるため、農集との統廃合を検討し、施設利用率を上げるとともに経費削減を図る必要がある。⑧水洗化率に関しては、主に住宅新築・改築等に伴い微増傾向である。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、公共同様H26年度からH27年度にかけ微増傾向である。類似団体と比較すると償却率は高いため、老朽化の進んでいることが推測できる。施設が老朽化することは避けられないため、ストック・マネジメント計画を策定し、計画的な更新工事を行っていく。
全体総括
経常収支比率は97.60の赤字経営である。経費回収率、施設利用率の下回っていることが懸念される。今後、人口減少社会に対応するため、施設の統廃合を進めるなど、運営体制のあり方等を速やかに見直し、経費削減する必要がある。
経営状況
収支構造
総額6.1億円
総額6.3億円