事業・施設概要
| 都道府県 | 宮城県 | 経営主体 | 大崎市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A3 | 行政区域内人口 | 133,904人 |
| 現在給水人口 | 126,715人 | 給水区域面積 | 34,353ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
岩出山簡易水道事業については,旧岩出山町のうち池月,真山,中里の3つの地区に創設された簡易水道事業であり,山間地帯であることから近年過疎化が進んでいる地域となっている。このことから,平成29年度より上水道事業に統合されることとされており,経営基盤の強化を図ることとしている。平成26年度の決算数値においては,収益的収支比率,料金回収率,施設利用率,有収率についてはいずれも全国平均値,類似団体平均値を下回る数値となっており,企業債残高対給水収益比率,給水原価については高い数値となっていることから,経営の健全性としては低いものの,支出の大部分が地方債の償還金であり,内容として普通交付税の対象である簡易水道事業債や過疎債であることから,給水収入とは別に一般会計からの基準繰入金が多く,全体収支としては大幅な赤字経営とはなっていない。今後の経営の健全性・効率性の確保のため,平成27年度~平成28年度の統合前の2ヵ年間において,施設の修繕,ポンプ設備の更新を進めており,統合後の上水道事業において費用の抑制を図り,上水道事業との連絡管の設置や施設の統廃合を見据えながら安定的な水道水の供給を図る。
老朽化の状況について
【管路更新率】管路更新率については,近年配水管更新を行っていないことにより0.00%の数値であるが,平成27年度~平成28年度の2ヵ年間において,漏水が多発している路線について更新工事を進めており,管路更新率の向上が図られる。
全体総括
大崎市水道部において,平成26年12月にアセットマネジメントを策定したところであり,岩出山簡易水道事業を含めた今後の人口減少に対応した水道施設に係る更新計画や財政計画を進めていくこととしている。アセットマネジメントにおいては,管路や施設の耐震化,長寿命化を図るとともに,長期的には料金改定を予定しておりますが,単に料金値上げを行うのではなく,管路や施設の状況について説明するとともに,計画的な更新を行うことを基本としている。なお,上水道事業においては平成28年度までに浄水場等の施設関連の工事についてほぼ終了することから,平成29年度より本格的な管路の更新を行うこととしており,将来に向けた安定的な水道水の供給を図ることとしている。
経営状況
収支構造
総額36.4億円
総額40.2億円