経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率はH25まで上昇していましたが、H26は減少しており、赤字の状態が継続しています。④企業債残高対事業規模比率は、例年低下しており、類似団体平均とほぼ同様です。⑤経費回収率は、微増しており、類似団体より良い値です。⑥汚水処理原価は、類似団体より低い値です。⑦⑧水洗化率は高いですが、施設・設備の処理能力に対して実際の処理量が少ないため、施設の利用率が低い状況であり、ダウンサイジングの検討や、未整備地区の更なる整備により、利用率を向上させる必要がある。
老朽化の状況について
③供用開始から26年経過しておりますが、管渠老朽化による不具合はありません。今後は点検、更新計画が必要となります。
全体総括
経費回収率は高いが、施設利用率が低く赤字です。未普及整備を一層向上させ、収益の増加や管路及び施設の長寿命化計画等、コスト削減を行う必要です。