地域において担っている役割
○県民のこころの健康を支える県の基幹病院として、精神科における救急・急性期医療や難治性・重症患者への専門医療等の充実を図り、質の高い医療を提供する。
経営の健全性・効率性について
○経常収支比率は、平成27年度以降100%を下回り、平均値も下回っている。今後は、減少傾向にある新規入院患者の確保等に努める。○医業収支比率は、概ね平均値を上回っている。○病床利用率は、平均値を大きく上回っている。○入院患者1人1日当たり収益は、概ね平均値を上回っている。○外来患者1人1日当たり収益は、平均値を下回っているが、概ね経年的に上昇している。○職員給与費対医業収益比率、材料費対医業収益比率とも、概ね平均値を下回っている。今後も、収入の確保、費用の節減・適正化に努める。
老朽化の状況について
○有形固定資産減価償却率及び1床当たり有形固定資産は、平均値を下回っているが、機械備品減価償却率は、平成27年度以降平均値を上回っている。引き続き、高度な診断、診療に必要な機器等を、計画的に整備する。
全体総括
○医業収支比率及び病床利用率が平均値を上回る傾向にあるが、経常収支比率は平成27年度以降100%を下回っており、平均値も下回る傾向にある。○引き続き、第2期中期計画(平成27年度~平成30年度)に基づき、効率的で効果的な業務運営に努める。○施設設備については、施設整備計画及び機器整備計画に基づき、計画的な整備に努める。