地域において担っている役割
○県民のこころの健康を支える県の基幹病院として、精神科における救急・急性期医療や難治性・重症患者への専門医療等の充実を図り、質の高い医療を提供する。
経営の健全性・効率性について
〇経常収支比率は、平均値を下回る傾向があり、引き続き、新規入院患者の確保等に努める。○医業収支比率は、平均値を上回っている。○病床利用率は、平均値を大きく上回っている。○入院患者1人1日当たり収益は、平均値を上回っているが、外来患者1人1日当たり収益は、平均値を下回っている。○職員給与費対医業収益比率、材料費対医業収益比率ともに平均値を下回っている。今後も、収入の確保、費用の節減・適正化に努める。
老朽化の状況について
○有形固定資産減価償却率及び1床当たり有形固定資産は、平均値を下回っている。器械備品減価償却率は、直近2ヵ年は平均値を下回っている。引き続き、高度な診断、診療に必要な機器等を、計画的に整備する。
全体総括
○医業収支比率及び病床利用率は平均値を上回っている一方で、経常収支比率は令和3年度に100%を下回る結果となっている。○引き続き、第3期中期計画(令和元年度~令和4年度)に基づき、効率的で効果的な業務運営に努める。○施設設備については、施設整備計画及び機器整備計画に基づき、計画的な整備に努める。