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個人市民税の一人あたり納税額は減となったが、企業収益の回復により法人市民税が増、臨海部を中心とした積極的な設備投資により固定資産税増となったことなどから前年度比0.01ポイント上昇した。しかし、依然として類似団体平均を下回っているため、今後も人口誘導や企業立地など税源涵養につながる施策を推進していく。
本年度は95.1%で前年度の96.8%から1.7ポイント改善した。これは、人件費をはじめとする経常経費の削減に努めたが、分子となる歳出の経常一般財源が5.0%増加した一方、地方交付税(臨時財政対策債を含む)、譲与税・交付金などの分母となる歳入の経常一般財源も、前年度比6.8%の増加と、歳入の増が歳出の増を上回ったことによる。今後も更なる行財政改革に取り組む必要があり、引き続き職員数の削減を行うなど要員管理の適正化を図り、人件費をはじめとした経常経費の削減に取り組んでいく。また人口誘導や企業誘致等により市税収入の増加や税源涵養につながる施策を推進していく。
要員管理の適正化による職員数の減など経常経費の削減を図り、昨年度比較で減となっている。また、類似団体平均より下回った数値を維持している。今後も、引き続き職員数の削減を行うなど人件費をはじめとした経常経費などの削減に取り組んでいく。
要員管理の適正化に努めたことによる職員数の削減など行政のスリム化・効率化を反映した数値となっている。今後も市民サービスを低下させず、職員数については要員管理の適正化を図るなど、更なる行財政改革を推進していく。
従来より行財政改革の一環として起債発行の適正管理を徹底してきたことなどから健全性が保たれている。今後も公債費負担の増大がこれからのまちづくりに影響を及ぼさないよう発行額に留意していく。
行財政改革の一環として投資事業について選択と集中を図るなど市債発行の適正化に努めてきたことから、引き続き、類似団体中好数値を維持している。今後もこれからのまちづくりに影響を及ぼさないよう、市債発行額に留意していく。
要員管理の適正化に努めたことによる職員数の削減など行政のスリム化・効率化を推進し、前年度から1.1%の減となった。今後も引き続き、職員数の削減を行うなど要員管理の適正化に取り組んでいく。
行財政改革の推進によるアウトソーシングの増加などにより、ここ数年増加傾向にあるものの、前年度からほぼ横ばいで推移している。今後も順次アウトソーシングを進めていくところである。
子ども手当の創設、景気低迷の影響を受けて生活保護費の増加や、自立支援給付の増による社会福祉費の増加により、前年度と比べ0.7%の増となった。今後も引き続き、生活保護の適正化や就労支援に向けた施策を推進していく。
現在のところ、類似団体平均を下回っているが、今後も都市魅力や都市の活力を創出する事業が本格化していくうえで、市債の発行額や将来の公債費負担に留意しながら、税源涵養や税収の増に直結した施策に重点を図っていく。
普通建設事業費が美原複合シビック施設整備事業やJ-GREEN堺の整備などの終了に伴い大幅に減少したため、歳出総額が前年度と比べて125.1億円減少したことなどにより、前年度から1.4%の減となった。
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