野沢温泉村：簡易水道事業（法適用）

経営の健全性・効率性について

各指標が示す値から見ると、経営状況は概ね健全であると判断できる。施設利用率は類似団体平均値より低い値であるが、当村においてはスキー客の入り込みに伴い冬期の年末年始に水道使用量のピークがあり、このピークに備えた規模の施設設置状況となっていることが原因でもあるため、利用率の向上は難しいと考える。耐用年数を超える管が増加傾向にあり、更新計画を作成し老朽化対策を検討する必要がある。

老朽化の状況について

近年管路の更新を実施しておらず、管路の老朽化が課題となっている。有形固定資産減価償却率・管路経年化率等の指標を注視しながら更新計画を策定し、適切な時期に更新を図る。

全体総括

管路の更新に伴う投資も視野にいれながら、今後、給水人口・観光人口の減少による収益の低下も懸念されるため、経営の健全性と効率性の更なる向上を目指す。