収益等の状況について
①収益的収支比率は平均値と比較して低いが、H27年度を除き100%以上で安定している。②他会計補助金比率及び③駐車台数一台当たりの他会計補助金額は、一般会計からの繰入金が全く無い為、0で推移しており、健全である。④表では、H26~H28のGOP比率が高い水準となっているが、精査した結果「0」の誤りである。⑤EBITDAは高い数値で推移しており、堅調である。
資産等の状況について
⑦敷地の地価は駅前にある事から市内相場と比較しても高めである。⑧設備投資見込額は、今後10年以内の建設改良費・修繕費等が見込まれていない為、0となっている。⑨累積欠損金比率は、累積欠損金が無い為、0となっている。⑩企業債残高対料金収入比率は、H29年度を以て償還金の支払いが完了した為、0となっている。
利用の状況について
⑪稼働率は、平均値と比較しても高い数値で推移しており、盛況である。
全体総括
H28年度からのタイムズへの一部業務再委託により、業況は堅調であり、収益性も高い。また、H29年度を以て駐車場建設にかかった費用の償還が完了した為、収支状況も更なる良化が見込まれている。今後は、余剰資金を今後将来実施予定の駐車場の大規模修繕等に備え計画的に積立てていく方針である。