収益等の状況について
①収益的収支比率は100%超であり、②他会計補助金比率も平均値を下回っているが、⑥売上高GOP比率もマイナス、⑦EBITDAも減少傾向にある。④定員稼働率が3%台とかなり低く、⑤売上高人件費比率は44.4%と50%近くであることから、低収入に加え、人件費負担が収益を圧迫しており、収益性は非常に低い。
資産等の状況について
⑨施設の資産価値は266,216千円に対し、⑩設備投資見込額は14,715千円と少額であることから、資産全体の資産価値は相応にあると判断できる。
利用の状況について
市内及び公営企業ともに宿泊客動向数は上昇基調であり、宿泊需要は相応にある。
全体総括
資産価値は相応にあり、今後の設備投資見込額も少額である。利用料金の見直しなどにより、より効率的な運営体制の構築を図るが、本市の基本スタンスとして、民間譲渡に向けた取組を進める。