北海道:緑ヶ丘病院

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2018年度)

地域において担っている役割

十勝第三次医療圏における精神科救急及び急性期医療の病院として、平成27年3月から精神科救急入院料病棟の運用を開始し、入院後の早期の地域生活への移行や、退院後の訪問看護等による在宅支援、圏域で唯一となる児童・思春期精神科医療の専門外来や専用病床を有するなど、圏域における中心的な役割を担っている。

経営の健全性・効率性について

◆経常収支比率平成28年度以降、地域生活への移行に伴う入院患者数の減少による④病床利用率の大幅な低下等により下落している。◆医業収支比率平成28年度以降、地域生活への移行に伴う入院患者数の減少による④病床利用率の大幅な低下等により下落している。◆累積欠損金比率純損失の計上に伴う累積欠損金の増加により平成28年度以降は上昇している。◆職員給与費対医業収益比率平成28年度以降、職員給与費の増加や入院患者数の減少による医業収益の減少により上昇している。

老朽化の状況について

◆有形固定資産減価償却率平成26年度の会計基準の見直しに伴うみなし償却制度の廃止により、有形固定資産減価償却累計額が増加し、その後も上昇している。◆器械備品減価償却率平成26年度の会計基準の見直しに伴うみなし償却制度の廃止により、有形固定資産減価償却累計額が増加し、その後も上昇している。◆1床当たり有形固定資産は、平成26年度の会計基準の見直しに伴うみなし償却制度の廃止により増加したが、その後はほぼ同程度で推移している。

全体総括

「1.経営の健全性・効率性」の指標である②医療収支比率及び④病床利用率は下落していることから、圏域内において必要とされる機能の充実を図り、患者数を確保していくとともに、材料費など効率的な費用の執行が必要となる。また、「2.老朽化の状況」の指標である①有形固定資産減価償却率や②器械備品減価償却率は上昇傾向にあるため、耐用年数を踏まえて大幅に経過した医療機器等の更新を進めるとともに、患者ニーズに対応した療養環境を整備しながら医業収益の確保を図ることが必要となる。

類似団体【9】

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