鹿児島県志布志市の財政状況(2011年度)
収録データの年度
財政比較分析表(2011年度)
財政力
人口の減少と高齢化率が30%を超えたことに加え、類似団体と比較しても税収が少ないことから、類似団体平均を下回っている。集中改革プランを着実に実施し、市税等の徴収率の向上や新たな歳入の創出等により自主財源の確保に努め、事務事業の見直しや歳出の抑制等に取り組み、財政の健全化を図る。
財政構造の弾力性
税収等については増額となったものの、地方交付税及び臨時財政対策債については減額となったため経常収支比率は悪化したと考えられる。将来的にも地方交付税の減額は避けられないため、引き続き税収の確保に努め、事務事業の見直しを行って経常経費の削減に努め、財政の健全化を図る。
人件費・物件費等の状況
人件費については減額されたものの、地域情報通信基盤整備事業に係る物件費の増額があったため悪化したと考えられる。施設の維持管理等については今後も計画的に進めることとし、世代間の平等性にも配慮して財政の健全化を図る。
給与水準(国との比較)
国家公務員の給与のカットに伴い、ラスパイレス指数が悪化したと考えられる。類似団体と比較しても平均を上回っていることから、今後も国や近隣自治体の状況を踏まえて各種手当等を検証し、給与水準の適正化を図る。
定員管理の状況
退職者の一部不補充や新規採用の抑制に努めてきたため、類似団体平均水準となった。今後も定員適正化計画(第1次:H18〜22の5年間で50人削減、第2次:H23〜27の5年間で29人削減)に基づき、類似団体平均水準を維持するように努める。
公債費負担の状況
標準財政規模の増加に伴い、前年度より0.5ポイント改善し、類似団体平均を大きく下回っている。今後も振興計画及び過疎計画等に基づく計画的な事業実施による起債の運用に努め、交付税算入率の高い起債を活用するなど、財政の健全化を図る。
将来負担の状況
標準財政規模の増加と交付税算入率の高い起債を活用するなど、計画的な事業実施による起債の運用に努めていることにより、類似団体の平均を下回っている。今後も後世への負担を少しでも軽減できるよう地方債の発行を抑制するなど、財政の健全化を図る。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2011年度)
人件費
類似団体平均を上回っており、前年度と比較して0.8ポイント悪化している。定員適正化計画に基づく定員管理や各種手当の見直し等に取り組み、類似団体平均水準になるよう、引き続き人件費の抑制を図る。
物件費
地域情報通信基盤整備推進事業に係る物件費の増額により、前年度と比較して0.5ポイント悪化したと考えられる。現状では類似団体平均を下回っているが、今後も事務事業の整理等により継続して歳出抑制とコスト削減を図る。
扶助費
子ども手当支給事業及び保育所運営事業の増額により、前年度と比較して0.4ポイント悪化しており、類似団体平均を大きく上回っている。生活保護費の割合が大きいことが主な要因である。今後も単独扶助費の見直しと併せて高齢者の健康増進及び予防の施策を進め、扶助費の抑制に努める。
その他
維持補修費及び繰出金とも類似団体を下回っている。今後も経常経費の節減により、現在の水準を維持できるよう努める。
補助費等
プレミアム商品券発行事業など、市単独事業補助金の増額によって0.5ポイント悪化したと考えられる。市単独補助事業については集中改革プランに基づき整理を行い、類似団体平均水準の維持に努める。
公債費
前年度と比較して0.5ポイント悪化している。今後も起債事業について精査を行い、普通建設事業費の抑制等によって計画的な起債を行い、地方債残高の削減に努める。
公債費以外
前年度と比較して2.9ポイント悪化したが類似団体を下回っている。類似団体水準を上回っている人件費及び扶助費についても、類似団体水準となるよう改善に努める。
実質収支比率等に係る経年分析(2011年度)
分析欄
平成22年度に引き続き平成23年度も財政調整基金の積み増しを行い、平成23年度の基金残高は前年度比1.2%改善している。実質収支額についても経常経費等の削減に取り組んだ結果0.26%改善した。実質単年度収支比率については1.3%悪化しているが、これは地方交付税及び臨時財政対策債の一般財源が減額となったことに加え、財政調整基金積立金額が前年度と比べて減となったためである。今後も歳出抑制につとめ、健全な財政運営を維持する。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2011年度)
分析欄
全ての会計において実質収支は黒字であり、実質赤字額は生じていないが、今後も集中改革プランを着実に実施し、事務事業の見直しや歳出の抑制に取り組む。
実質公債費比率(分子)の構造(2011年度)
分析欄
元利償還金は、過去の大型事業に係る起債の償還完了及び公的資金補償金免除繰上償還の実施により年々減少してきたが、平成20・21年度の大型事業(国営かんがい排水事業)に係る起債の償還開始により、今後増加が見込まれている。算入公債費等については地域総合整備事業に係る貸付金について、事業者からの返済が一部完了することにより、減額が見込まれている。よって、実質公債費比率の分子は増加が見込まれるため、起債の抑制等により財政の健全化に努める。
将来負担比率(分子)の構造(2011年度)
分析欄
平成20・21年度に大型事業(国営かんがい排水事業負担金)に伴う地方債の発行額の増加及び基金の充当により、将来負担比率の分子は大幅に増加したが、その後基金を積み増した結果、平成23年度においては前年度比471百万円の減となっている。今後も定員適正化計画の推進に伴う退職手当負担見込額の減、交付税算入率の高い起債の活用、基金の確保に努める。
よくある質問
このページで何が分かりますか?
鹿児島県志布志市の2011年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
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