事業・施設概要
| 都道府県 | 愛媛県 | 経営主体 | 伊予市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | Cc2 |
| 行政区域内人口 | 37,346人 | 現在処理区域内人口 | 17,976人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 16,803人 | 現在処理区域面積 | 370ha |
| 晴天時現在処理能力 | 11,900m³/日 | 下水管布設延長 | 127km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
企業債残高対事業規模比率は、基準内繰入の経理方法を総務省方式に統一したため、急激に減少した。また、水洗化率は平成29年の類似団体平均値を大きく上回り向上している。経費回収率、施設利用率は類似団体に比べて低い状況となっているが、これは施設管理の中で1系統処理と2系統処理の境界水量であるためだと思われる。下水道事業は一般的に末端管渠が整備されてから水洗化されるまで相当の期間を要するが、供用開始区域内の更なる水洗化を進め、施設の利用効率を高めるとともに、有収水量の増加を図りたい。なお、一般会計との間の適正な負担区分を前提として、雨水処理に要する経費は公費(一般会計)で負担し、汚水処理に要する経費は私費(使用料)でまかなうという独立採算制の原則が適用されているので、使用料収入の確保が必要であることから、平成30年度中に料金改正を実施する。
老朽化の状況について
汚水管渠については、施工後古いもので30年あまり経過しているが、現時点で早期に対策する必要はないと思われる。下水浄化センターにおいては、平成7年の供用開始から約21年が経過しているが、大規模改修にならないよう機械設備や電気設備の更新や修繕を実施し運用している状況である。このため、今後、耐用年数を超える機器が発生することを考慮し、施設等のストックマネジメントを踏まえた長寿命化計画の策定を進めている。
全体総括
今後、少子高齢化や節水型社会の定着により、使用水量の増加は見込みがたく、また、企業債償還金が高水準で推移することも見込まれる。このため、使用料の改定を行うとともに、下水道整備計画の見直し(縮小)や工事の大幅な縮減などを実施した。平成30年度からは、既に実施していた複数年契約の施設維持管理を、特定環境保全公共下水道事業とあわせた包括的契約に切り替え、維持管理経費の縮減にも努め、経費回収率、施設利用率の向上(未利用地の有効活用等)をはかり、安定的な事業運営に努める。下水道施設は、あって当たり前のものとなり、「他人事」になりつつあるので、継続的で安定したサービスを提供していくことが重要である。
経営状況
収支構造
総額3.9億円
総額3.9億円