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財政力指数の分析欄前年度と比べると、0.02ポイント低下しているが、全国平均、富山県平均、類似団体平均のいずれも上回っている。しかし、近年、単年度での指標は減少傾向にあるので、今後も引き続き税の徴収強化等による歳入の確保に努める。 | 経常収支比率の分析欄定員管理計画による職員数の管理や事務事業評価の活用による事業の見直し等を行い、経費削減に努めた結果、近年、徐々に改善傾向にあり、類似団体、全国平均はもちろん、富山県でも平均以下の数値となった。引き続き、事務事業の存廃、事業内容の見直しを行い、経常経費の削減に努める。 | 人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄今年度の決算額は126,755円であり、前年度と比較すると7,066円の減額となった。主な要因として、消防業務の広域化に伴う職員の異動による人件費の減がある。しかし、市内には老朽化している公共移設が多くあり、今後は維持補修費がかさむ見込みがあるため、効率的な維持管理を行うよう努める。 | ラスパイレス指数の分析欄ここ数年間は類似団体平均とほぼ同水準であったが、昨年度から大きく数値が低下し、類似団体の中でも低い水準となった。今後も引き続き、給与の適正化に努める。 | 人口1,000人当たり職員数の分析欄今年度の職員数は7.22人であり、前年度と比較すると0.02人の増となった。定員管理計画に基づき、職員数の適正化は行っているが、本市の人口が減少したことによることが影響している。今後も引き続き、定員管理計画に基づき、職員数の適正化に努める。 | 実質公債費比率の分析欄今年度の比率は17.7%であり、前年度に比べると0.6%の低下となった。しかし各平均値と比べても高い水準であり、全国平均と比べると7.8%も高くなっている。今後は大型投資事業に係る起債の償還開始により、実質公債費比率が上昇すると見込まれる。そのため、引き続き、地方債の借入総額を抑制し、地方債残高が増加しないように努める。また、借り入れる際にも、可能な限り財政措置のある有利な地方債を選択することにより、当該比率を抑制する。 | 将来負担比率の分析欄今年度の比率は161.1%であり、前年度に比べると4.0%の低下となったが、類似団体平均、全国平均、富山県平均と比べると高い水準にある。今年度の比率が低下した要因は、借入の抑制や、繰上償還による地方債残高の減や、職員数の減による退職手当支給予定額の減などが挙げられる。今後も、大型投資事業に係る地方債発行額が増加することにより、将来負担比率が上昇すると見込まれるので、引き続き地方債の借入総額をの抑制、有利な地方債の選択に努める。 |
人件費の分析欄経常収支比率の人件費は、前年度に比べ3.3%低下した。消防業務広域化による職員の減が大きく影響しているが、今後も公立保育所の統廃合や民営化などに取り組み、職員数の適正化に努めていく。 | 物件費の分析欄物件費は前年度に比べ0.9%上昇し、各平均値と比べても高い水準にある。主な要因としては、公立保育所に係る臨時職員賃金や公の施設に係る指定管理料、ごみ処理業務の委託料などが挙げられる。今後とも引き続き業務全般についてコスト削減に努めるほか、公立保育所については統廃合や民営化などに取り組んでいく。 | 扶助費の分析欄生活保護費の額が類似団体平均と比べ少ないことから、低い水準で推移している。しかし、生活保護認定者数の増や障害者自立支援給付費の増により今後の増が見込まれる。 | その他の分析欄その他に係る経常収支比率は前年度に比べ1.8%の上昇となり、類似団体平均を大きく上回っている。要因としては、下水道事業に対する繰出金(地方債の償還財源としての繰出金など)が大きいことなどが挙げられるため、今後は長期計画に基づいて下水道整備を進め、繰出金の縮減を図るなど、普通会計の負担額が減少するよう努める。 | 補助費等の分析欄一部事務組合に対する負担金等の額が類似団体平均と比べ少ないことから、低い水準で推移している。 | 公債費の分析欄近年は借入総額の抑制に努めてきた結果、比率は逓減傾向にあったが、平成23年度は地方債の繰上償還を行ったことにより、0.1%の増となった。 | 公債費以外の分析欄前年度から数値は横ばいとなっている。今後も引き続き「行革大綱」に基づき、事務事業評価を活用し、事業の廃止・縮小を進め経常経費の削減を図る。 |
出典:
財政状況資料集
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統一的な基準による財務書類に関する情報
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