事業・施設概要
| 都道府県 | 栃木県 | 経営主体 | 大田原市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A4 | 行政区域内人口 | 72,173人 |
| 現在給水人口 | 68,559人 | 給水区域面積 | 29,126ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は108%前後で推移しており、累積欠損金もなく安定した経常利益を確保しているが、類似団体平均値は下回っている。流動比率は300%に近づき、短期債務の支払い能力も十分に有している。企業債残高の対給水収益比率は平均値を大きく上回っているが、毎年度の企業債借入の抑制により残高を着実に減少させている。これにより支払利息も減少し、料金回収率も100%を超えている。給水原価が200円前後であり、類似団体平均値を上回る状況が続いており、経常費用の抑制が課題である。施設利用率は類似団体を上回っており、施設の能力に対して効率的な稼働を行っていると言える。有収率は、漏水調査の効果により改善傾向にあるものの、平均値には届いておらず、継続的な調査の実施により更なる有収率の向上を図る必要がある。
老朽化の状況について
固定資産減価償却率は類似団体を下回っている。管路経年化率の上昇は全国的な傾向であり、本市も同様に上昇している。一方の管路更新率は平均値を下回っているが、今後は、中・長期的な計画による更新が必要である。
全体総括
収支関係の指標においては、類似団体平均値と比べて低い数値となっているが、全体としては累積欠損金もなく、収支も安定的に推移しており、経営的には概ね良好な状態である。今後は、給水人口の減少に伴い有収水量も減少すると見込まれることから、更なる経常費用の抑制が必要となる。企業債借入の抑制により残高は減少しているものの、類似団体と比較して多くの残高を有している。計画的な借入により、引き続き残高を減少させる必要がある。施設や管路の老朽化に伴い、多額の更新費用が発生する見込みであり、計画的な更新と費用の平準化を図り、安定した経営と、安全で安心な水の供給が求められる。
経営状況
収支構造
総額15.6億円
総額14.4億円