事業・施設概要
| 都道府県 | 宮城県 | 経営主体 | 栗原市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 72,234人 | 現在処理区域内人口 | 3,637人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 2,569人 | 現在処理区域面積 | 522ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,207m³/日 | 下水管布設延長 | 71km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
農業集落排水事業の経営状況については、事業経営に係る単年度の総費用及び農業集落排水施設整備のためにした市の借金償還額に対する総収益の割合(収益的収支比率)は、平成24年度以降の3年間は65%前後で推移しており、使用料収入以外の収入、いわゆる税金に依存している状況です。汚水処理に係る費用に対する使用料収入の割合(経費回収率)は、平成24年度以降の3年間の平均で68%であり、同等規模の市町村の平均が51%であることから高い水準であります。また、整備が完了した区域の人口に対する水洗化済人口の割合(水洗化率)が71%と低いことから、今後、整備した設備を無駄にすることなく使用していただくよう水洗化を推進することで、経費回収率は更に上昇傾向に進むと見込まれます。なお、農業集落排水区域については、整備事業が完了していることから、地方債残高は今後、減少傾向にあるものの、6箇所の単独処理施設で汚水処理を行っており、汚水処理費用に対し料金収入が不足していることから、今後、処理施設の効率性を検討し、統廃合等による維持管理経費及び更新費用の削減に取り組む必要があります。
老朽化の状況について
農業集落排水事業は、平成6年4月から供用開始しており、22年が経過しています。管渠の耐用年数が50年であり、これまで、管渠の更新又は老朽化対策等を行っておりません。本市の農業集落排水事業は、公営企業会計を適用していないため、予算については単年度で収支調整をしており、事業に係る費用に対し使用料収入等の事業運営による収入を充てても、なお不足する分については、使用料収入以外の収入、いわゆる税金で賄っています。耐用年数まで28年ありますが適正な管理を行い、一度に多額の修繕がないように管理してまいります。
全体総括
農業集落排水事業の持続可能な健全経営の確保のためには、処理施設の能力と維持管理経費に見合った収入の確保が必須であると考えます。そのため、今後は1箇所の単独処理場を廃止し、隣接する流域下水道に接続する計画で、単独処理場の維持管理経費及び更新費用の削減を目指します。他の、単独処理施設についても、更新時期を見据えながら統合又は廃止の検討を行い、更なる経費削減を検討していきます。また、使用料収入を確保するため、市の各種補助金制度をPRし接続率の向上を目指します。なお、公共下水道事業の公営企業会計の適用に合わせて、農業集落排水事業についても平成32年度からの開始を検討しています。
経営状況
収支構造
総額1.4億円
総額8,303.4万円