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地方財政ダッシュボード

青森県六ヶ所村の財政状況(2011年度)

🏠六ヶ所村

地方公営企業の一覧

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収録データの年度

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総括表

人口の推移

財政比較分析表(2011年度)

財政力指数の分析欄

原子燃料サイクル施設立地により、類似団体を上回る税収があるため、財政力指数は1.55となっているが、大規模償却資産により村税等の税収は不安定な状況にあり、財政力指数も低下傾向となっている。今後は、村税や税外未収金等の徴収強化を図るなど、より一層の歳入確保に努める。

経常収支比率の分析欄

税収等の経常一般財源の増収により、76.5%と類似団体平均を下回っている。今後暫くは、望ましいとされている70%~80%は維持できるものと思われるが、大規模償却資産による固定資産税が一年毎に増減することや、近年の経済状況等を踏まえ、物件費や補助金など経常経費の抑制に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

村の地理的要因により、支所や保育所、診療所などの出先機関が多いこと、原子燃料サイクル事業やイーター関連施設の立地などの特殊事情により、施設の維持管理業務に係る経費が要因となっており、類似団体の平均よりも大きく上回っている。今後はこれら施設の管理や運営に係る物件費及び維持管理費を抑制し、歳出削減を図っていく。

ラスパイレス指数の分析欄

給与制度については、国の制度改正に準じて改正を行い、給料表の改定、管理職手当の定額化、特殊勤務手当の見直し、定年退職者の特別昇給の廃止などを行っており、今後も人事院勧告や定員適正化計画に基づき、より一層の給与の適正化に努めていく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

村の地理的要因により、支所や保育所、診療所などの出先機関が多いこと、原子燃料サイクル事業やイーター関連施設の立地などの特殊性により、類似団体平均を上回っている。今後は定員適正化計画に基づき、平成27年度までに総職員数5.5%純減を達成するため、総職員数12人減員を目指していく。

実質公債費比率の分析欄

実質公債費比率については、6.3%と類似団体平均よりも下回り、健全性が保たれているが、普通会計や公営企業会計の元利償還金が今後増加傾向となることから、新規発行の抑制に努める。

将来負担比率の分析欄

充当可能財源等が将来負担額を上回っているため将来負担比率は生じていない状況である。今後も引き続き負担比率が生じないよう、充当可能基金等の財源確保に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2011年度)

人件費の分析欄

人件費に係る経常収支比率は類似団体平均を下回っている。行政改革大綱に基づき、職員等の定員管理、給与の適正化などに積極的に取り組んできた効果が表れており、今後とも事務事業の見直しなどによる職員定数の適正化に努めていく。

物件費の分析欄

物件費の経常収支比率が類似団体平均を上回っているのは、出先機関が多いことに加え、指定管理制度の道に裕により委託料へのシフトが起きているためです。今後は競争に伴うコスト削減効果が出てくると見込まれますが、物件費全体の経費節減等に努めていきます。

扶助費の分析欄

扶助費に係る経常収支比率は、類似団体平均を下回っている。今後も資格審査等の適正化を進めながら、扶助費の抑制に努めていく。

その他の分析欄

その他に係る経常収支比率は、類似団体平均を下回っているが、今後とも他会計への繰出金の適正化を図り、普通会計の負担軽減に努めていく。

補助費等の分析欄

補助費等の経常収支比率が類似団体平均を上回っているのは、一部事務組合のごみ、し尿処理、消防業務等の負担金や畜産担い手育成事業負担金、漁業振興対策に係る助成金が多額になっていることが要因となっている。今後も補助金の適正化に努め、歳出の削減を図っていく。

公債費の分析欄

公債費に係る経常収支比率は、類似団体平均を下回っている。今後も「財政運営計画」に基づき村債の借り入れを精査し、現在の水準を維持できるよう努めていく。

公債費以外の分析欄

公債費以外に係る経常収支比率は、類似団体平均とほぼ同水準だが、これは他会計への繰出金の減によるものが大きな要因であり、今後も繰出金の適正化に努めていく。

実質収支比率等に係る経年分析(2011年度)

分析欄

実質収支は実質単年度収支ともに黒字で推移している。実質単年度収支はH21年度赤字となったが、H22年度以降黒字で推移している。今後も実質収支は黒字で推移すると見込まれるが、実質単年度収支は基金取り崩しによる財政運営の見直しを図り、今後も財源確保に努めていく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2011年度)

分析欄

全会計の実質収支額は黒字であり、連結実質赤字は生じていない為、今後も基金取崩しによる財政運営の見直しを図り、財源確保に努めていく。

実質公債費比率(分子)の構造(2011年度)

分析欄

実質公債比率は年々増加傾向にあるが、元利償還金についてはH21年度以降ほぼ同額で推移している。元利償還金が年々増加傾向にあるが、公営企業債の元利償還金に対する繰入金や組合等が起こした地方債の元利償還金に対する負担金等は横ばいとなっている。

将来負担比率(分子)の構造(2011年度)

分析欄

現在の所、充当可能額が将来負担額を上回っている為、将来負担比率が生じていないが、一般会計等に係る地方債残高や公営企業債繰入見込額などは増加傾向が見られることから、今後は地方債発行の抑制や基金運用の適正及び財源確保に努めていく。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,