岩国市:工業用水道事業
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経営比較分析表(2020年度)
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率(%)100%以上であり、健全な経営状態を維持しているが、今後、施設の更新により減価償却費が増加し、比率の減少が見込まれる。③流動比率(%)類似団体と比較しても、高い比率を維持しており、支払い能力に問題はない。⑤料金回収率(%)100%を上回る水準を維持しているが、今後は施設更新により減価償却費も増加するため、状況を注視していく必要がある。⑥給水原価(円)今後は施設更新による減価償却費の増加により、給水原価の増加が見込まれる。⑦施設利用率(%)、⑧契約率(%)施設利用率、契約率ともに類似団体と比較して低く、また、現時点で企業の新規参入や契約水量が増量する予定もないため、施設の適切な規模へのダウンサイジング化等の検討が必要である。
老朽化の状況について
管路総延長約17kmに対し、法定耐用年数を経過した管路延長は約15kmと、事業創設期の施設がほとんどを占めている。また、老朽化により、ここ数年は漏水事故が多発している。今後は、管路施設の更新事業に着手し、緊急性及び重要性の高いものから順次更新していく予定である。
全体総括
岩国市の工業用水道は通水開始から40年以上が経過し、施設の大半が老朽化し更新時期を迎えているため、今後は、優先順位の高いものから順次、施設更新を行う予定である。また、収益面では給水先企業の撤退や、事業規模の縮小により、給水収益が減少しているため、料金水準の見直しの検討や、更なる効率的な経営を目指す必要がある。