経営の健全性・効率性について
①経常収支比率(%)100%以上であり、健全な経営状態を維持しているが、今後、施設の更新により減価償却費が増加し、比率の減少が見込まれる。③流動比率(%)年により変動はあるが、高い比率を維持しており、支払い能力に問題はない。⑤料金回収率(%)給水収益は減少傾向にあるが、高い水準を維持できている。⑥給水原価(円)全国平均と比較すると低いが、今後、維持費の増加により、増加も見込まれる。⑦施設利用率(%)、⑧契約率(%)全国平均と比較しても低く、また、現時点で契約水量が増量する予定もないため、施設のダウンサイジング化等の検討が必要である。
老朽化の状況について
管路総延長約17kmに対し、法定耐用年数を経過した管路延長は約15kmと、事業創設期の施設がほとんどを占めているが、管路施設の更新事業が進捗していないのが現状である。
全体総括
岩国市の工業用水道は通水開始から40年以上が経過し、施設の大半が老朽化し更新の時期を迎えている。また、収益面では給水先企業の撤退や事業縮小により、給水収益も減少傾向である。今後は、優先順位の高い施設から順次更新等を行い、また、事業を継続するための適切な料金への見直しを検討するなど、事業の安定経営に努める。