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収集されたデータの年度
2022年度
2021年度
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2017年度
2016年度
2015年度
2014年度
2013年度
2012年度
2011年度
指定団体等の指定状況
財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定
人口の推移
産業構造
財政比較分析表(2022年度)
財政力
財政力指数の分析欄
類似団体平均を下回り、0.48ポイントで前年度から低下している。今後も引き続き財政基盤強化のため、継続的・定期的な使用料等の見直しの検討や、市税の安定的な歳入確保に努めるとともに、財政の健全化を図る必要がある。
財政構造の弾力性
経常収支比率の分析欄
歳入面において、市税は増となったものの、臨時財政対策債が前年度比72.8%の大幅減となったことにより、前年度から2.9ポイント増加したが、類似団体平均はわずかに下回っている。今後も厳しい財政状況が続き、年々経常的な経費が増加していくことが予測されるため、「第6次綾部市総合計画」及び「第7次綾部市行財政健全化の取組」に基づき、更なる経費の見直しを図る必要がある。
人件費・物件費等の状況
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
人口1人当たり人件費・物件費等決算額は前年度比5.3%の増となり、類似団体平均を上回っている。人件費は新型コロナウイルスワクチン接種に伴う時間外勤務手当の増等により前年度比2.0%の増、物件費においては販売促進キャンペーン事業や綾部にエール!事業等の増により前年度比5.5%の増となった。今後も、職員数の適正化に努めるとともに、働き方改革とあわせた人件費の抑制、物件費等についても徹底した経費の削減に取り組む必要がある。
給与水準(国との比較)
ラスパイレス指数の分析欄
ラスパイレス指数は97.7ポイントで、ほぼ類似団体平均並みで推移している。今後も国家公務員給与に準拠することとし、引き続き給与の適正化に努める。
定員管理の状況
人口1,000人当たり職員数の分析欄
研修の充実や庁内情報化の推進、人事評価制度の活用等により、職員の能力向上を図るとともに、定員管理に努めているが、人口減少等により人口1,000人当たり職員数は10.70人となり、類似団体平均を上回っている。引き続き、組織体制の合理化や適正な人員配置を図り、定員管理に努める。
公債費負担の状況
実質公債費比率の分析欄
類似団体平均を下回って推移していたが、前年度から0.6ポイント上昇し、前年度に続き、類似団体平均を上回った。この比率は3か年平均で算定されるもので、今回の上昇は、令和元年度に比べ元利償還金の額が6.5%増となったことや、臨時財政対策債発行可能額が62.2%減となったことが要因である。引き続き、中長期的な見通しのもと計画的に事業を実施し、地方債発行の抑制に努める。
将来負担の状況
将来負担比率の分析欄
将来負担比率は97.9%と、類似団体平均を大きく上回っている。普通交付税の減に伴い標準財政規模が減にとなったものの、充当可能基金の増により、前年度から0.5ポイント低下した。今後、施設の老朽化に伴う建設事業に係る起債も見込まれるため、中長期的な見通しのもと計画的に事業を実施し、地方債発行の抑制に努めるとともに、適正な使用料設定等により下水道事業の経営改善を図っていく必要がある。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2022年度)
人件費
人件費の分析欄
人件費については、類似団体平均を上回っている。令和4年度は、会計年度任用職員経費の増により前年度比1.1ポイント増となり、依然として高い値で推移している。今後も定員管理の適正化に努めるとともに、働き方改革とあわせた人件費の抑制について取り組む必要がある。
物件費
物件費の分析欄
物件費については、類似団体平均を下回っている。令和4年度は、前年度と同程度の水準で推移しているものの、前年度比0.1ポイント増となった。引き続き、行財政健全化の取組に基づき、徹底した経費削減に取り組む必要がある。
扶助費
扶助費の分析欄
扶助費については、類似団体平均を上回っている。令和4年度は、前年度比0.2ポイントの増となった。引き続き、社会保障経費全体の中で動向を注視しつつ、新規の単独施策の実施について、慎重に検討していく必要がある。
その他
その他の分析欄
その他については、類似団体平均を上回っている。令和4年度は、上水道事業会計出資金の増等により前年度比0.4ポイントの増となった。引き続き、行財政健全化の取組に基づき、徹底した経費削減に取り組む必要がある。
補助費等
補助費等の分析欄
補助費等については、類似団体平均を下回っている。令和4年度は、国庫補助金返還金等の増等により前年度比0.4ポイントの増となった。引き続き、補助金の削減や見直し等により、支出の抑制に努める。
公債費
公債費の分析欄
公債費については、類似団体平均を下回っている。令和4年度は、過去に発行した地方債の償還が開始したこと等により、前年度比0.7ポイントの増となった。引き続き、中長期的な見通しのもと計画的に事業を実施し、地方債発行の抑制に努める。
公債費以外
公債費以外の分析欄
公債費以外については、人件費や扶助費が類似団体平均に比べ高い値で推移している影響から、類似団体平均を上回っている。令和4年度は、上水道事業会計出資金等の増等により、前年度比2.2ポイントの増となった。今後も事務事業の見直しを図るとともに、経常経費充当一般財源の確保に努める。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)
目的別歳出の分析欄
各費目とも概ね類似団体平均に近い数値を示している。総務費は、里山交流研修センター施設整備事業や地域交流センター整備事業の増等により、前年度比9.8%の増となった。民生費は、非課税世帯等臨時特別給付金事業や子育て世帯等臨時特別支援事業の皆減等により、前年度比2.1%の減となった。教育費は、新図書館整備事業や総合運動公園改修事業の増等により、前年度比11.4%の増となった。人口減少が続いており、住民一人当たりコストは高くなる傾向にあり、財源が厳しくなる中、今後も老朽化した施設改修等の増が見込まれるため、実施すべき事業の厳選を行い、各目的への経費配分を適正に行う必要がある。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)
性質別歳出の分析欄
令和4年度の歳出決算総額は、住民一人当たり598,913円で、前年度比25,041円の増となった。主な構成項目のうち大きく変動のあったものについて、扶助費は、住民一人当たり109,508円で、前年度比15,818円の減となった。これは、非課税世帯等臨時特別給付金を支給するための経費が皆減となったためである。普通建設事業費については、住民一人当たり73,156円で、前年度比30,142円の増となっている。普通建設事業費のうち新規整備については、住民一人当たり16,842円で、前年度比11,978円の増となっている。また、更新整備については、住民一人当たり41,439円で、前年度比8,778円の増となっている。これらは、駅北複合施設整備事業や衛生公苑大規模改修事業等が増となったためである。災害復旧事業費については、住民一人当たり2,303円で、前年度比2,249円の増となっており、これは、道路や農地等の災害普及事業が増となったためである。他の項目については、概ね類似団体平均に近い数値を示している。今後は、更なる事業費の見直しや補助費等の抑制を図り、健全で持続可能な財政運営に努めていく必要がある。
実質収支比率等に係る経年分析(2022年度)
分析欄第6次綾部市行財政健全化の取組により、特別職の報酬、管理職手当のカット等による歳出削減策や、積極的な行政財産の処分による歳入確保等による健全な財政運営に努め、令和3年度に引き続き財政調整基金の取崩しを回避した。これに伴い、実質単年度収支・実質収支ともに黒字となった。今後も安定した財政運営を行うため、行政需要に対応できるよう一定の基金残高の維持に努めていく必要がある。
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連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2022年度)
分析欄全ての会計において、黒字又は収支均衡○病院事業会計、上水道事業会計、住宅・工業団地事業特別会計、介護保険特別会計、一般会計、下水道事業会計、後期高齢者医療特別会計、農林業者労働災害共済特別会計については、健全経営に努めた結果、黒字となった。○その他会計は、国民健康保険特別会計については、健全経営に努めた結果黒字、市立診療所等特別会計、駐車場特別会計の2会計については、実質収支は収支均衡となった。今後においても、基金や市債に過度に依存することなく、適正な行政サービスの提供を図るため、継続的な財政改革の推進が必要である。
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実質公債費比率(分子)の構造(2022年度)
分析欄公営企業債の元利償還金に対する繰入金については減となったものの、過去に発行した地方債の元利償還が始まったこと等により元利償還金が増となったことで、実質公債費比率の分子は前年度比2.3%の増となった。今後も引き続き、実施すべき建設事業を厳選し、地方債発行額の抑制に努める。
分析欄:減債基金
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将来負担比率(分子)の構造(2022年度)
分析欄将来負担比率の分子は、前年度比3.1%の減となった。これは、寄附等を財源とした基金への積立により充当可能基金が増となったことが主な要因である。今後、施設の老朽化に伴う建設事業に係る起債も見込まれるため、中長期的な見通しのもと計画的に事業を実施し、地方債発行の抑制に努めるとともに、適正な使用料設定等により下水道事業の経営改善を図っていく必要がある。
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基金残高に係る経年分析(2022年度)
基金残高合計
基金全体
(増減理由)基金全体としては、令和3年度末基金残高から609百万円の増となった。最も増額の大きかった基金は地域振興基金で344百万円の増、次に増額の大きかった基金は財政調整基金で145百万円の増となった。一方、減額の大きかった基金は水源の里基金で3百万円の減、豊かな森を育てる基金で3百万円の減となった。(今後の方針)いずれの基金においても、条例に基づき積立て、保管、運用、取崩し等適切に執行し、その基金の設置目的に従い、十分な事業効果が得られるよう有効活用に努め、中長期の財政収支見通しに基づき、計画的な積立て、処分を図る。
財政調整基金
財政調整基金
(増減理由)令和3年度からの繰越金と利子、収支差額あわせて145百万円を基金に積み立てたことによる増(今後の方針)経済事情の著しい変動等により財源が不足する事態や、いつ起きるか分からない災害等の突発的な歳出増に備えるため、一定の基金を保有する必要がある。過去の災害による実績や他団体等との比較を踏まえつつ、将来を見据えた持続可能な行財政運営を行っていくため、更なる行財政健全化に取り組み、基金の確保に努めることが重要である。
減債基金
減債基金
(増減理由)利子2百万円を基金に積み立てたことによる増(今後の方針)本市は、平成24年度を最後に当該基金を取り崩していない。今後、公共施設マネジメントの推進による公共施設の大規模改修等の進捗により、投資的経費に係る市債の償還額の増加も懸念されることから、地方債現在高の状況や公債費負担の今後の見通しを考慮しつつ、計画的な積立て等について検討する必要がある。
その他特定目的基金
その他特定目的基金
(基金の使途)・地域振興基金:地域の振興に要する経費に充てるため・電源立地地域対策基金:公共用施設の整備及び運営、地域活性化事業等に要する経費の財源に充てるため・社会福祉事業基金:社会福祉事業の推進を図るため・教育振興基金:教育の振興を目的とし、育英事業等に要する経費に充てるため・環境基金:環境保全の推進に要する経費に充てるため(増減理由)・地域振興基金:駅北複合施設の整備事業等に充当するため13百万円を取り崩したが、寄附金や財産売払収入等を財源に357百万円を積み立てたため、344百万円の増・電源立地地域対策基金:ごみ収集事業費、クリーンセンター大規模改修事業費に充当するため151百万円を取り崩したが、電源立地地域対策補助金等を財源として193百万円を積み立てたため、42百万円の増・社会福祉事業基金:福祉団体事業費補助金等に充当するため2百万円を取り崩したが、寄附金等を財源に5百万円を積み立てたため、3百万円の増・教育振興基金:寄附金等を財源に7百万円を積み立てたが、育英事業費等に充当するため8百万円を取り崩したことにより、1百万円の減・環境基金:クリーンセンター管理費等に充当するため31百万円を取り崩したが、指定ごみ袋販売収益等を財源に44百万円を積み立てたため、13百万円の増(今後の方針)いずれの基金においても、条例に基づき積立て、保管、運用、取崩し等を適切に執行し、その基金の設置目的に従い、十分な事業効果が得られるよう有効活用に努め、中長期の財政収支見通しに基づき、計画的な積立て、処分を図っていく。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2021年度)
有形固定資産減価償却率
有形固定資産減価償却率の分析欄
有形固定資産減価償却率は、類似団体・全国平均・京都府平均のいずれも上回る数値となっている。当市では、平成27年度に策定した綾部市公共施設等総合管理計画において、公共施設等の延床面積を25%削減するという目標を掲げており、当該計画に基づき老朽化した施設の集約化・複合化や除却を推進していく。
(参考)債務償還比率
債務償還比率の分析欄
近年の災害復旧事業等により地方債現在高が増加傾向であったため、債務償還比率が類似団体・全国平均を上回る数値となっている。令和3年度は、新規発行の抑制により地方債現在高は減少し、充当可能基金残高の増加による充当可能財源の増加等の要因により、債務償還比率が減少した。今後も、ハード事業の精査による地方債発行の抑制に努めるとともに、事業費の見直し等による繰出金の抑制に取り組む。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
将来負担比率は、普通交付税や寄附等を財源とした減債基金やその他特定目的基金への積立により充当可能基金が増加したほか、普通交付税の増加により標準財政規模が増加した等の要因により、前年度から減少したものの、類似団体内平均値を大きく上回る数値となった。今後は、事業費の見直し等による繰出金の抑制により、財政健全化の推進に努める必要がある。また、有形固定資産減価償却率においては、類似団体内平均値よりも高く、綾部市公共施設等総合管理計画に基づき、適切な維持管理と施設の老朽化への対策を実施していく必要がある。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
実質公債費比率は、地方債の新規発行の抑制を行ったものの、過年度借入分の償還開始による元利償還金の増加や、上水道事業会計における統合前簡易水道に係る元利償還金の増加に伴う公営企業が地方債償還の財源に充てたと認められる繰入金が増加したことにより、類似団体内平均値を上回る数値となった。今後も元金償還額を上回らない地方債発行に努め、公債費の抑制に努める。また、将来負担比率は、普通交付税や寄附等を財源とした減債基金やその他特定目的基金への積立により充当可能基金が増加したほか、普通交付税の増加により標準財政規模が増加した等の要因により、前年度から減少したものの、類似団体内平均値を大きく上回る数値となった。今後は、事業費の見直し等による繰出金の抑制により、財政健全化の推進に努める必要がある。
施設類型別ストック情報分析表①(2021年度)
施設情報の分析欄
公営住宅、公民館において有形固定資産減価償却率の高さが目立ち、類似団体・全国平均・京都府平均のいずれも大きく上回る数値となっている。これは、建築年度の古い施設が多く、老朽化が進んでいることが要因であり、今後は、綾部市営住宅等長寿命化計画等に基づき、施設の計画的な維持管理に努める。また、道路、児童館においては有形固定資産減価償却率が、類似団体・全国平均・京都府平均のいずれも上回る数値、橋りょう・トンネルにおいては全国平均を上回る数値となっている。綾部市公共施設等総合管理計画等に基づき、施設の計画的な維持管理に努める。さらに、認定こども園・幼稚園・保育所、学校施設については、有形固定資産減価償却率が、類似団体・全国平均・京都府平均のいずれも下回る数値となっている。これは、近年、物部保育園の園舎改修や、東綾小・中学校の改築・建替、綾部中学校・八田中学校の完全給食移行に伴う給食調理室の整備、各小・中学校の大規模改修を実施していることが要因である。
施設類型別ストック情報分析表②(2021年度)
施設情報の分析欄
図書館、一般廃棄物処理施設、福祉施設、消防施設、庁舎の有形固定資産減価償却率が、類似団体・全国平均・京都府平均のいずれも上回る数値となっている。綾部市公共施設等総合管理計画に基づき、施設の計画的な維持管理に努める。また、保健センター・保健所においては、類似団体・全国平均・京都府平均を下回る数値となっており、これは施設が比較的新しいものであることが要因であると考えられる。さらに、体育館・プールにおいては、令和元年度に旧市民センターと武道館を統合した新市民センターを新たに整備したことにより、類似団体・全国平均・京都府平均のいずれも大きく下回る数値となっている。このほか、一人当たり面積においては、図書館が非常に低い数値を示しているが、今後移転が決定しており、該当数値は増加する見込みである。
財務書類に関する情報①(2021年度)
1.資産・負債の状況
一般会計等においては、資産総額が前年度末から1,837百万円の減少となった。金額の変動が大きいものはインフラ資産であり、特に道路の減価償却による資産の減少(2,855百万円)による影響が大きい。また、上水道事業会計、下水道事業会計等を加えた全体では、資産総額は前年度末から2,860百万円減少し、負債総額は前年度末から1,222百万円減少した。資産総額は、上水道事業のインフラ資産である工作物の減少(▲87百万円)や下水道事業のインフラ資産である工作物の減少(160百万円)、病院事業の物品の減少(▲174百万円)が大きく影響した。負債総額は上水道事業の地方債等の減少(375百万円)による影響が大きい。
2.行政コストの状況
一般会計等においては、経常費用は18,844百万円となり、前年度比2,864百万円の減少となった。経常費用のうち、人件費等の業務費用は11,108百万円、補助金や社会保障給付等の移転費用は7,736百万円であり、業務費用が移転費用を上回っている。業務費用でもっとも金額が大きいのは、物件費等(7,693百万円)、次いで人件費(3,299百万円)であり、純行政コストの60.4%を占めている。今後も施設の老朽化への対策や行財政改革の推進により、経費の抑制に努める。
3.純資産変動の状況
一般会計等においては、税収等の財源(16,618百万円)が純行政コスト(18,190百万円)を下回った。本年度差額は1,572百万円となり、純資産残高は1,560百万円の減少となった。地方税等の徴収業務の強化等により、税収等の増加に努める。
4.資金収支の状況
一般会計等においては、業務活動収支は2,039百万円であったが、投資活動収支については、宮代豊里線整備事業や学校空調改修事業を行ったことから、▲1,750百万円となった。財務活動収支については、地方債の発行額が地方債償還支出を下回ったことから、▲247百万円となった。本年度末資金残高は、42百万円増加し、106百万円となった。しかし、行政活動に必要な資金を基金の取崩しと地方債の発行収入によって確保している状況であり、行財政改革を更に推進する必要がある。
財務書類に関する情報②(2021年度)
1.資産の状況
住民一人当たり資産額は、資産合計額が昨年度から減少(▲183,628万円)したものの、類似団体平均を少し上回った。歳入額対資産比率については、宮代豊里線整備事業や学校空調改修事業等、社会資本の整備に重点を置いた施策を行ったため、類似団体平均を少し上回る結果となった。将来の公共施設等の維持管理等に係る財政負担を軽減するため、平成27年度に策定した綾部市公共施設等総合管理計画に基づき、適切な管理に取り組む必要がある。
2.資産と負債の比率
社会資本等形成に係る将来世代の負担の程度を示す将来世代負担比率は、類似団体を下回っており、地方債発行を抑制し、健全な財政運営を行っていると言える。
3.行政コストの状況
住民一人当たり行政コストは、純行政コストの減少(288,903万円)により、昨年度から減少いているが、類似団体平均を上回っている。依然として人件費や物件費が純行政コストの多くを占めているため、施設の老朽化への対策や行財政改革の推進を行う必要がある。
4.負債の状況
住民一人当たり負債額は、地方債の発行額が地方債償還支出を下回ったこと等により、負債合計額が昨年度から減少(▲27,663万円)し、類似団体平均を下回っていることから、健全な財政運営を行っていると言える。今後も引き続き、実施すべき普通建設事業を厳選し、地方債発行の抑制に努める。
5.受益者負担の状況
受益者負担比率は、経常費用の減少(▲2,864百万円)により、昨年度から増加しているが、類似団体平均を下回っている。維持補修費については、近年増加傾向にあるため、引き続き公共施設等総合管理計画に基づき、老朽化した施設の集約化や長寿命化を行うことにより、経常費用の更なる削減に努める。
類似団体【Ⅰ-2】
木古内町
乙部町
奥尻町
寿都町
黒松内町
泊村
神恵内村
上砂川町
上川町
占冠村
音威子府村
中頓別町
大船渡市
釜石市
白石市
小坂町
上小阿仁村
藤里町
井川町
寒河江市
長井市
本宮市
檜枝岐村
北塩原村
三島町
金山町
楢葉町
大熊町
下妻市
高萩市
北茨城市
潮来市
矢板市
さくら市
那須烏山市
富岡市
みどり市
神流町
高山村
富津市
檜原村
奥多摩町
利島村
新島村
神津島村
三宅村
御蔵島村
青ヶ島村
小笠原村
清川村
小千谷市
加茂市
見附市
糸魚川市
妙高市
五泉市
魚津市
氷見市
滑川市
黒部市
砺波市
小矢部市
南砺市
舟橋村
羽咋市
かほく市
能美市
大野市
勝山市
あわら市
富士吉田市
都留市
大月市
韮崎市
上野原市
中央市
鳴沢村
小菅村
丹波山村
岡谷市
諏訪市
平谷村
天龍村
上松町
木祖村
王滝村
麻績村
小谷村
野沢温泉村
美濃市
瑞浪市
恵那市
山県市
飛騨市
本巣市
郡上市
下呂市
白川村
御前崎市
高浜市
東栄町
豊根村
亀山市
いなべ市
高島市
米原市
綾部市
笠置町
南山城村
千早赤阪村
赤穂市
西脇市
小野市
加西市
朝来市
宍粟市
加東市
御所市
葛城市
曽爾村
御杖村
黒滝村
天川村
野迫川村
十津川村
下北山村
上北山村
川上村
高野町
すさみ町
太地町
古座川町
北山村
若桜町
日吉津村
日野町
大田市
川本町
美郷町
海士町
西ノ島町
知夫村
笠岡市
備前市
浅口市
竹原市
府中市
大竹市
光市
上関町
牟岐町
松野町
奈半利町
田野町
日高村
大川市
豊前市
宮若市
赤村
武雄市
南小国町
津奈木町
臼杵市
津久見市
三島村
十島村
大和村
宇検村
国頭村
渡嘉敷村
座間味村
粟国村
渡名喜村
竹富町