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3年平均で0.05の減、平成21から平成22にかけての単年度で0.1ポイントの減となった。これは、基準財政収入額が減額となっているためで、平成20から平成21にかけて-531,936千円、平成21から平成22にかけて-495,245千円となっている。基準財政収入額減少の主な要因は、長引く景気低迷による市町村民税の減少によるもので、平成20から平成21にかけて-394,319千円、平成21から平成22にかけて-505,874千円と続落している。今後も市町村民税の低迷が続くと思われるが、行政の効率化に努め健全性を維持する。
平成21から平成22にかけて経常一般財源等は24,113千円の増加となっているが、経常経費充当一般財源等も55,622千円の増加となり、0.7ポイント増加となった。悪化傾向が続いているので、引き続き経常経費の適正管理に努めたい。
平成21から平成22にかけて人件費が-295,019千円となっており、そのため、人口1人あたり人件費・物件費等の決算額も-1,552円となっている。今後も基本的な行政コストの適正に努めたい。
一部事務組合等の起こした地方債に充てた負担金が平成21から平成22にかけて30,187千円減したため、0.6ポイント減となった。引き続き地方債発行額の抑制に努めたい。
平成21から平成22にかけて都市計画税が441,049千円増加したこと等により将来負担比率が2.3ポイント減少した。引き続き財源の確保や起債の抑制により将来負担比率の低下に努めたい。
平成21から平成22にかけて、学校図書データ整理業務委託事業や予防接種業務委託事業などによる委託料が55,772千円増加したことにより、前年度より0.4ポイント増加した。類似団体よりも負担率が高い傾向にあるので、事業内容を見直し、委託料抑制に努めたい。
平成21から平成22にかけて子ども医療費助成金が49,983千円増加したことや障害者支援事業費が49,860千円増加したことにより、他の類似団体を上回る数値となっている。子ども医療費助成事業などは事業仕分けの対象となっているので、その結果を踏まえ、適正な運用に努めたい。
その他に係る経常経費比率は、類似団体を下回っている。主なものは特別会計への繰出金であるが、今後も特別会計について適正な財源の確保に留意し、普通会計の負担額を減らしていくよう務めたい。
定額給付金事業や子育て応援特別手当の終了により1.4ポイント減となったが、未だ類似団体よりも負担率が高い傾向にある。補助金検討委員会を組織し補助費抑制に努める。
臨時財政対策債償還額が平成21から平成22にかけて53,739千円増加したこと等により全年度を0.3ポイント上回る結果となった。ただし、類似団体よりは低い水準にあるので、引き続き発行額を抑制し現在の水準の維持に努めたい。
類似団体と比べて扶助費や補助費等の数値が高いため、類似団体を上回っている。扶助費や補助費は、事業仕分けや補助金検討委員会での検討対象になっている事業も多いので、それらの結果を踏まえ、適正な運用に努めたい。
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