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類似団体平均を0.04ポイント上回っている。前年度と比べ0.01ポイント下がっているのは、リーマンショック等の影響による基準財政収入額の減少が主な要因である。引き続き課税客体の適正な把握に努めるとともに、静岡市債権管理計画に基づいて、市税等の収納率向上による財源確保を図るなど、安定的な財政基盤の維持に努めていく。
類似団体平均を7.4ポイント下回っている。前年度と比べ2.9ポイント下がっているのは、分母となる経常一般財源等のうち、普通交付税や臨時財政対策債が増加したことが主な要因である。一方、分子となる充当一般財源のうち、扶助費、公債費は今後も増加が見込まれるため、事務事業の見直し・統廃合など歳出の合理化等行財政改革を推進し、経常的な事務事業に要する経費の抑制に努めていく。
類似団体平均をやや上回っている。定員管理計画に基づく定員の適正化や、人事院勧告に基づく給与改定(-1.19%)等により人件費は減となっている。一方、各種予防接種費や市立美術館の運営経費の増等により物件費は増加しており、人口1人当たり人件費・物件費等決算額はほぼ横ばいとなっている。今後も新たな静岡市行財政改革推進大綱実施計画による事務事業の見直し・統廃合、民間活力の活用、適正な定員管理等により経費の削減に努める。
103.0となっているが、これは独自給料表を採用していること、昇任・昇格体系が国と異なっていることが要因と思われる。今後も、昇任・昇格の体系等も含めて給与の適正化に努めていく。
類似団体平均を0.39ポイント下回っている。第一次定員管理計画(平成17年4月1日現在の職員数(全会計ベース)を5年間で6.2%、420人削減)の目標を達成したところであり、今後も引き続き第二次定員管理計画(平成22年4月1日から平成27年4月1日の5年間で職員数を4.3%(276人)削減することを目標)に沿って、定員の適正化を進めていく。
類似団体平均を66.2ポイント下回っている。前年度と比べ、普通会計の地方債残高は増加しているものの、標準財政規模が増加しているため、前年度と比較して13.4ポイント減少している。
人件費にかかる経常収支比率は、類似団体平均を0.5ポイント上回っている。定員管理計画に基づく定員の適正化を進めるとともに、平成22年度は、人事委員会勧告に基づき1.19%減の給与改定を実施した。これにより職員給は前年に比べ減少している。今後も定員及び給与の適正化を行い、人件費の削減に努めていく。
物件費にかかる経常収支比率は、前年度と比べ0.2ポイント下がったものの、類似団体平均に対しては0.7ポイント上回っている。引き続き静岡市行財政改革推進大綱及び実施計画による事務事業の見直し・統廃合などによる経費の削減に努める。
その他にかかる経常収支比率は、類似団体平均を1.2ポイント上回っている。これは、国民健康保険事業会計繰出金の増(7.4億)等により、充当一般財源が増加したことが主な要因である。今後、各事業の経費の見直しを行うとともに、適正な執行に努めていく。
補助費等にかかる経常収支比率は、前年度と比べ病院事業負担金の減(-3.0億)などにより0.7ポイント減少した。また、類似団体平均を2.9ポイント下回り上位に位置している。今後も補助金の見直し等を実施し、経費の削減に努めていく。
公債費にかかる経常収支比率は、類似団体平均を1.0ポイント下回っている。今後も増加が見込まれるため、事業の優先順位の精査などによる市債発行総量の管理などに努めていく。
公債費以外の経常収支比率は、類似団体平均を6.4ポイント下回っている。扶助費は今後も増加が見込まれるため、事務事業の見直し・統廃合など歳出の合理化等行財政改革を推進し、経常的な事務事業に要する経費の抑制に努めていく。
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