収益等の状況について
施設規模に対して利用者が少なく収益が上がらないため、繰入金(指定管理料)に頼った運営となっている。長野市公共施設個別施設計画に示された「民営化民間譲渡等」という今後の方針に沿って、地域と協議しながら施設の今後の運営について検討していく。
資産等の状況について
令和元年度は大きな整備工事は実施しなかったことなどから、大きな変更はなかった。今後の維持修繕等に500万円を見込んでいる。
利用の状況について
地域高齢者の交流のための催し物など地域の方の利用を拡大してきていたものの、奥裾花自然園の一時休園、台風災害、新型コロナウイルス感染拡大の影響により利用者が減少した。利用者の減少に対応し、稼働が著しく低い平日において定休日を設定し経費削減を図る一方、レストラン事業を休止しテイクアウト弁当を始めるなどの対策をとった。
全体総括
地域の方の利用を促すために、高齢者が集うサービスの実施や、食堂メニューの改良等を行い、利用者数増を図ってきたものの、東日本台風災害や新型コロナウイルスの感染拡大により、利用者数が減少し売上高の減につながってしまった。今後は、新型コロナウイルス感染防止を徹底し、安心安全を第一とした営業に取り組むと共に、適正な人員配置により経費節減を行い経営改善を図っていく。