経営の健全性・効率性について
収益的収支比率が前年度73.18%と比較し、87.48%と上回り経営の改善が見られるが、経費回収率や収益的収支比率が依然として100%に達していないことから、健全な経営状況にないことが分析されます。主たる収入である下水道使用料の適切性を判断するため、下水道運営審議会等で検討します。また、企業債残高対事業規模比率は類似団体に比べ低い水準です。事業費の平準化、経営の安定化を図るため企業債利用の見直しについて検討します。
老朽化の状況について
管路更新率は0%であるが、耐用年数に達していないため、管路更新は行っていません。管路調査は毎年実施しています。
全体総括
現状では施設の老朽化に伴う管路更新は行っていませんが、不明水対策等による維持管理費削減を進め、将来の維持管理費の増加に備え経営改善に向けた定期的な使用料金の見直し検討を行う必要があります。