馬車道地下駐車場 みなと赤十字病院 交通事業 脳卒中・神経脊椎センター 山下町地下駐車場 ポートサイド地下駐車場 工業用水道事業 電気事業 公共下水道 伊勢佐木長者町地下駐車場 簡易水道事業(法適用) 市民病院 日本大通り地下駐車場 福富町西公園地下駐車場
2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度 2012年度 2011年度 2010年度
税収が減少したことに加え、社会福祉費などの基準財政需要額が増加しているため、財政力指数は低下傾向にあります。なお、平成22年度までの財政力指数1.00以上であるなど、他の政令市と比べ高い水準で推移していますが、臨時財政対策債発行可能額が大きいことが要因の一つであり、財政力指数が高いことが単純に良好な財政状況であることをあらわしているものではありません。
経常収支比率は、16年度までは、80%台で推移していましたが、17年度以降90%台に上昇しました。これは、義務的経費が年々増加している事が要因として挙げられます。24年度は、扶助費などの経常的な経費が増加する一方、固定資産税の減などにより経常一般財源等が減少したため、95.6%と前年度に比べて高くなっています。
24年度の人口1人当たり人件費・物件費等決算額は、92,735円と前年度と比較して増加しましたが、依然として類似団体内で最小額となっています。これは、行政内部経費を中心に事業の見直しを行ってきたためです。今後も、効率的な予算執行に努めていきます。
国が時限的な給与改定特例法による措置を行っているため、24年度のラスパイレス指数は111.9で、前年度と比べて0.1ポイント下がっています。国の時限的な給与改定特例法による措置が無いとした場合のラスパイレス指数は103.4で、前年度と比べて同じく0.1ポイント下がっています。横浜市は、特殊勤務手当など諸手当の引下げを他都市に先駆けて行ってきたため、給料月額(本給)のみで算出する給与水準は高い水準となりやすい傾向がありますが、実際に職員に支給される諸手当を含めた平均給与月額では、指定都市の平均を下回る水準となっています。
「横浜市中期4か年計画」(22~25年度)において、増大する行政へのニーズに対応しつつ、スクラップ・アンド・ビルドにより職員定数を抑制するという目標を掲げ、効果的・効率的な執行体制の構築を進めています。その結果、人口千人当たり職員数(普通会計)は、類似団体内で最少となっています。今後も、新規事業や重点施策へ対応するための人員は既存事業の見直しにより捻出するという考え方に基づき、すべての分野・職域で既存施策・事業のあり方、仕事の進め方を見直すことにより、効果的・効率的な執行体制づくりを行っていきます。
横浜市は、過去の急速な人口増加に対応するためインフラ整備等を急ピッチで進めました。この際に発行した市債の返済に係る公債費負担が大きい事などの影響により、類似団体の中で実質公債費比率は高い水準となっています。
24年度の将来負担比率は、200.4%と類似団体平均値より上回っています。これは昭和20~40年代の急激な人口増に対応するため、下水道や地下鉄をはじめとした都市基盤整備を急ピッチで進めたことによる地方債の償還負担が大きいことなどが主な要因です。財政の健全化に向けて、計画的な市債活用や、企業会計・外郭団体等の借入金の返済に着実に取り組んできた結果、年々比率は改善しており、今後も数値は減少していく見込みです。
定数削減を行ってきたことなどにより、人口1,000人当たり職員数が類似団体では最も少なく、それに伴い人件費に係る経常収支比率も21.7%と類似団体平均である24.8%を大きく下回っています。24年度は、退職手当の減(東日本大震災対応に伴う退職延長により、22年度の支出を23年度に行っていた。)などにより人件費が減少しています。
24年度の扶助費に係る経常収支比率は、17.4%と前年度に比べて高くなっています。これは、生活保護費、障害者自立支援給付費の増などにより、扶助費が増加しているためです。今後は、給付対象の範囲やサービスの水準、受益と負担の関係など、様々な角度から効果を検証し、「持続可能」な運営を行っていきます。
24年度の補助費等に係る経常収支比率は、14.3%と類似団体の中で最も高くなっています。これは、横浜市が運営する地下鉄、病院、大学等に係る運営費が多いことによるものです。今後は、公営企業会計等に対する補助費等については、経営計画の見直し等により、縮減を図ることとしています。
札幌市 仙台市 さいたま市 千葉市 横浜市 川崎市 相模原市 新潟市 静岡市 浜松市 名古屋市 京都市 大阪市 堺市 神戸市 岡山市 広島市 北九州市 福岡市 熊本市