経営の健全性・効率性について
あきる野市は、平成14年度より市街化調整区域の整備に入り、人口密集地区外の整備を進めており、この要因に起因して収益的収支比率が低下しており、同様の理由から企業債残高対事業規模比率は高比率です。なお、公共下水道に対する認知度が高いため、水洗化率は微弱ですが増加傾向にあります。
老朽化の状況について
あきる野市の供用開始は平成4年度からであり、下水道施設については比較的新しく老朽化対策等はこれからであるため、管渠改善率が低いといえます。
全体総括
あきる野市は、人口密集地区外の市街化調整区域の整備を進めていることから、経営の健全化・効率性を改善するため、市全体の整備計画の見直しを進めており、今後は一層の経営改善や投資計画の見直しを進めて計画的な事業の進捗を図る必要があります。