事業・施設概要
| 都道府県 | 宮崎県 | 経営主体 | 西都市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 29,238人 |
| 現在給水人口 | 24,555人 | 給水区域面積 | 8,220ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
「収益的収支比率」は指標である100%を下回り前年と比べ大幅に減少しています。これは簡易水道統合計画に基づき、上三財、三納、永野平郡簡易水道の上水道への統合に伴い、銀鏡簡易水道のみとなったため料金収入が大幅に減少し、また地方債償還金の増によるものと考えられます。「料金回収率」を見ると類似団体及び全国平均を大きく下回っており、給水にかかる費用を料金収入で賄えず一般会計からの繰入金への依存度が高い状況にあります。また、一般的に簡易水道事業は事業規模が小さいことから、その著しく高い設備への投資により「給水原価」が高額となり料金収入のみでは経営が困難となっているのが現状です。「企業債残高対給水収益比率」は簡易水道の上水道への統合が終了し、料金収入の減少に加え、施設整備等による企業債の借入により増加していますが、安全で安定的に水を供給するための耐塩素性病原生物に対する浄水設備や送水管の整備等、必要不可欠な施設の整備によるものです。「施設利用率」は類似団体平均を僅かに上回っており、直近の最大稼働率は約81.45%、負荷率は、63.47%であり施設規模はほぼ適正な範囲にあると考えられます。「有収率」については平均を下回っており、漏水調査や漏水多発地域の管路の布設替等により有収率の向上を図り効率性を高める必要があります。
老朽化の状況について
法定耐用年数を超えた管路がないため、経年化の状況を示す「管路経年化率」は「該当数値なし」となっています。このため、漏水多発地域において耐震管に布設替を行ったものが「管路更新率」に計上されていることから類似団体に比べ低い数値となっています。
全体総括
経営状況については、収益で費用を賄えず一般会計からの繰入金に依存している状況にあり、企業債残高対給水収益比率の水準も高いことから、今後の施設更新等の財源を確保するために、上水道事業と合わせ料金改定を検討する必要があります。施設の老朽化については、管路において法定耐用年数を超えたものはありませんが、施設全体の更新には多大な費用を要することから、重要度・優先度を踏まえた更新投資の平準化を図り、計画的・効率的な施設の更新を行うため、経営戦略の策定を予定しております。
経営状況
収支構造
総額5.4億円
総額5.0億円