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財政力指数の分析欄平成23年度は法人関係の増収等により基準財政収入額が前年度比460,761千円の増となった一方で、基準財政需要額は公債費償還額の増により前年度比365,686千円の増となり、平成23年単年度でみれば前年より増であるが、長引く景気低迷等により、財政力指数は前年度より0.02減となった。類似団体平均より依然低い状況となっており、今後も不断の改革を行っていく必要があることから、「第2期中津市行財政改革5ヶ年計画」(平成24年度~平成28年度)に沿って、自主財源の確保や経常経費の削減等に取り組む。 | 経常収支比率の分析欄歳入経常一般財源が臨時財政対策債などの減により前年度に比べ215,963千円の減額、歳出経常一般財源が人件費及び公債費の増加により前年度に比べ303,244千円増額となったことにより、経常収支比率が前年度に比べ2.0%増加した。平成19年度から取り組んできた「中津市行財政改革5ヶ年計画」により経常収支比率が減少の傾向にあったものの、今後、社会保障関係経費の増加等により財政の硬直化が見込まれることから、「第2期中津市行財政改革5ヶ年計画」(平成24年度~平成28年度)に沿って、自主財源の確保及び人件費等経常経費の削減を図る。 | 人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄人口1人当たりの金額が類似団体平均を上回っているのは、主に人件費が要因となっている。これは、平成17年3月1日に市町村合併を行ったことにより、職員数が増となったためである。今後とも、平成17年度に策定した「中津市定員適正化計画」に沿った適正な定員管理と、「第2期中津市行財政改革5ヶ年計画」により人件費の削減を行い、経費の抑制を図る。 | ラスパイレス指数の分析欄平成17年度より特別職給与8~10%カット、平成18年度より一般職員給与4%カット及び管理職手当20%カットを実施、また平成18年度と平成22年度において、給与構造の見直しを行ったところであるが、類似団体平均よりも悪い水準にある。今後とも「第2期中津市行財政改革5ヶ年計画」に沿って、平成25年度まで、特別職給与を従前の率でカットを継続し、一般職員においても0.5%~2%のカットを行う。 | 人口1,000人当たり職員数の分析欄平成17年3月1日に市町村合併を行ったことにより職員数が増となったため、類似団体平均を上回る職員数となっている。今後とも「中津市定員適正化計画」及び「第2期中津市行財政改革5ヶ年計画」に沿って職員年齢構成の平準化を考慮した職員採用等により、適正な定員管理を行う。 | 実質公債費比率の分析欄合併特例債等により地方債の元利償還金が増加傾向ではあるが、その一方基準財政需要額も大きく増加しており、実質公債費比率としては前年度に比べ0.8%減と類似団体平均などに比べ良好な数値となっている。今後ともこの水準を維持しつつ、実質公債費比率の急激な上昇とならないよう適切な財政運営に努める。 | 将来負担比率の分析欄公募債満期一括償還や地方債発行額の抑制により地方債現在高の減、また、団塊世代における退職者増の傾向ではあるが「中津市定員適正化計画」及び「第2期中津市行財政改革5ヶ年計画」に沿って新規採用職員を抑制していることから、退職手当負担見込額が抑制されており将来負担比率が類似団体平均より良好な数値で推移している。今後とも継続して、当該比率の適正な推移に努める。 |
人件費の分析欄平成17年3月1日に市町村合併を行ったことにより、職員数が増となったため、類似団体平均よりも悪い水準となっている。今後とも「第2期中津市行財政改革5ヶ年計画」に沿った人件費削減を行い、経費の抑制を図る。 | 物件費の分析欄前年度とほぼ横ばいの数値で推移しているが、類似団体平均と比べ良好な数値となっている。今後とも、事務事業の見直し、改善等により物件費の削減に努める。 | 扶助費の分析欄扶助費歳出総額自体は前年対比305,112千円増加しているが、生活保護費や子ども手当等における特定財源が増加し、経常一般財源が減少した為、前年度より経常収支比率が改善された傾向となった。 | その他の分析欄対前年度に比べ良好な数値となっているが、依然、類似団体平均よりも悪い水準で推移しているのは、繰出金の増加が主な要因であり、他会計繰出における赤字補てん的な要素が多くなってきている状況である。今後は、「第2期中津市行財政改革5ヶ年計画」に沿って公営企業・特別会計等の経営健全化を図り、削減を図る。 | 補助費等の分析欄過去平成19年、20年、22年度と3度にわたり、補助金評価を実施し、その結果、統合又は統一したものが40件、廃止又は組替えたものが29件、予算縮小したものが138件となったことにより、補助費の抑制が図られ、類似団体平均よりも大幅に下回る良好な状態で推移している。今後とも、補助費等の適正化を行い、更なる削減に努める。 | 公債費の分析欄前年度までほぼ横ばいの数値で推移してきたが、合併特例事業における償還額の増加及び平成18年度発行した住民参加型市場公募債の満期一括償還などにより歳出総額で前年度対比435,360千円の増となり経常収支比率が悪化した。今後ともプライマリーバランスに留意した、公債費の適正管理に努める。 | 公債費以外の分析欄公債費以外は対前年度に比べ良好又はほぼ横ばいで推移しており、類似団体平均と比べると良好な水準で推移している。今後とも「第2期中津市行財政改革5ヶ年計画」に沿って、経常経費の削減等に取り組む。 |
出典:
財政状況資料集
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統一的な基準による財務書類に関する情報
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