大分県中津市:中津市民病院の経営状況(最新・2024年度)
大分県中津市が所管する病院事業「中津市民病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
地域で唯一の中核公的病院として、急性期を中心とした医療を提供している。主な指定状況としては、「地域医療支援病院」「救急告示病院」「地域周産期母子医療センター」「災害拠点病院」「地域がん診療連携拠点病院」等があり、がん、脳卒中・心筋梗塞等の心血管疾患、小児周産期等の疾患等、幅広い疾患に対応している。また地域医療機関との連携にも力を入れており、地域完結型医療の提供に努めている。救急医療については、令和7年4月に地域救命救急センターの指定を受け、年々増加する救急患者への対応する体制を構築している。緊急時における後方病床の確保のため在宅療養後方支援病院としての役割も果たしている。上記のような取組から本年度は地域医療支援病院としての紹介率が97.6%となり昨年度の91%を上回る結果となった。
経営の健全性・効率性について
医業収益については、入院患者数がコロナ禍以前の状況に戻らない中で、診療報酬上とれる加算の取得や請求漏れをなくす取組など行い増収とすることができた。しかし、費用面において、人事院勧告に基づく給与費の大幅増、物価高騰・人件費の増による光熱水費や委託料などの増となり、収益の増が費用の増に追いつかず大幅な赤字決算となった。結果、各種比率は下がっており厳しい状況と言える。今後、診療報酬の改定が行われることで多少の改善が見られると思うが、依然厳しい状況は続くと思われる。医療DXの取り組みにより、業務の効率性を上げ、各種費用の削減につなげていきたい。
老朽化の状況について
2012年10月に新病院の稼働、また2018年2月には新病棟、リハビリ棟を稼働させている。施設・設備共に比較的新しいこともあり、「有形固定資産減価償却率」は低い数値となっている。「器械備品減価償却率」については、高額な医療機器や総合情報システムの更新などが進んできており、下がり始めている。1床当たりの有形固定資産については、近年、電子カルテの更新や高額医療機器の導入などあり上昇傾向にある。
全体総括
(ア)急速な人口減少に伴うサービス需要の減少当院は大分県北部及び福岡県京築地域における中核病院として主に急性期医療の提供が求められていることから人口減少に伴うサービス需要の減少が急激に訪れることは考えにくい。しかし、今後、国が地域医療提供体制を今の大分県北、福岡県京築地域よりも大きい地域で考えるべきとなれば診療科の見直しなど必要になるのではないか。(イ)施設の老朽化に伴う更新需要の増大医療機器の更新、施設の修繕の増加が見込まれる。対応としては補助金の利用及び企業債の借り入れ等により適切な資金管理を行っていく。(ウ)公営企業に携わる人材確保の困難人材の確保については現状は確保できているが、今後を考えると薬剤師、看護師等の確保が難しくなるのではないかと思う。対応としては、奨学金返還支援など実施することで人材の確保につなげていきたい。(エ)近年の職員給与費の増加や物価高騰による営業費用の増加の影響職員給与費はこの数年、億単位で増加しており、公定価格である診療報酬で賄えていない。物価高騰による経費の増も同様で、この数年で今まで黒字経営を続けていたがいっきに累積欠損金が積みあがっている状況となった。対応としては令和8年度に診療報酬改定が実施されることから、診療報酬上の施設基準などに対応し、医事請求の精度をあげていく。またDX対応による業務効率化を図り各種経費の縮減に努めていきたい。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
中津市民病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の中津市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。