大分県中津市:中津市民病院の経営状況(2023年度)
大分県中津市が所管する病院事業「中津市民病院」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2023年度)
地域において担っている役割
地域で唯一の中核公的病院として、急性期を中心とした医療を提供している。主な指定状況としては、「地域医療支援病院」「救急告示病院」「地域周産期母子医療センター」「災害拠点病院」「地域がん診療連携拠点病院」等があり、がん、脳卒中・心筋梗塞等の心血管疾患、小児周産期等の疾患等、幅広い疾患に対応している。また地域医療機関との連携にも力を入れており、地域完結型医療の提供に努めている。救急医療については、救急搬送患者や地域医療機関からの紹介患者を積極的に受入れており年々患者数は増加している。緊急時における後方病床の確保のため在宅療養後方支援病院としての役割も果たしている。上記のような取組から本年度は地域医療支援病院としての紹介率が91%となり初めて90%を超えることができた。
経営の健全性・効率性について
経営状況については、新規入院患者数の減、単価の高い手術件数の減、分娩件数の減等々あり大きく減収となった。それに対し、人事院勧告による給与費の上昇、各種委託料の物価高騰による値上げ、光熱水費の負担増など現状の診療報酬制度ではカバーできない程の費用増となり、各種比率は悪化となっている。医療DXの推進、各種加算を漏れなくとれる体制づくり、薬品費及び診療材料費の価格交渉による費用削減等経営改善につながる方策をとっていく。
老朽化の状況について
2012年10月に新病院の稼働、また2018年2月には新病棟、リハビリ棟を稼働させている。施設・設備共に比較的新しいこともあり、「有形固定資産減価償却率」は低い数値となっている。「器械備品減価償却率」については、高額な医療機器や総合情報システムの更新などが進んできており、下がり始めている。
全体総括
各種指定病院として地域において必要な医療機関であると思う。しかし、新型コロナウイルス感染症は5類感染症となったものの、コロナ禍前の経営状況には戻っておらず令和5年度は非常に厳しい決算となった。また、今後、建築後10年以上を経過した病院建屋の修繕や改修が必要であること、高額医療機器の更新が順次行われていること、給与費の増、物価高騰等による固定費の負担増といった経営課題があることから病院一体となって医業収益の改善、費用削減への取り組みが必要である。大分県北部医療圏の中核病院として、経常収支比率、医業収支比率等の経営指標を意識し、効率的な病院運営を心掛け、地域のニーズにあった適切な医療を永続的に提供できるよう努力していく。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
中津市民病院の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の中津市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。