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経常収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対給水収益比率料金回収率給水原価施設利用率契約率 |
経営の健全性・効率性について■経常収支比率(及び累積欠損金比率)R4年度は前年度比で0.12ポイント減少し、119.48%となっています。累積欠損金もなく、全国平均を超えて、堅調な経営を維持しています。なお、R元年度及びR2年度に他年度より低下しているのは、管路の老朽化及び施設の耐震対策費用が増加したためです。■流動比率前年度に比べ326.4ポイント上昇し、R4年度は1,307.4%となっています。要因としては、現金・預金の増加などにより流動資産が増加したことに加え、未払金の減少などにより流動負債が減少したことが挙げられます。100%を大幅に超えており、類似団体平均値よりも高い水準で推移しています。■料金回収率R4年度は前年度比2.26ポイント増の133.74%となりました。いずれの年も健全な水準とされる100%を超えており、給水に係る費用が給水収益で賄われている状況です。■給水原価類似団体平均値を下回っていますが、これは機器の長寿命化等による設備投資の効率化や、経費削減等の経営効率化の取組を行っていることによるものです。■施設利用率(及び契約率)同水準で推移しているものの、給水区域における工水需要の低迷により類似団体平均値を下回っています。また、契約率についても、同事由により50%を下回る低い水準で推移しています。この状況を踏まえ、新規給水契約の獲得に向けた積極的な営業活動の継続及び効率的な経営に向けた取組が重要となっています。 |
有形固定資産減価償却率管路経年化率管路更新率 |
老朽化の状況について■有形固定資産減価償却率施設の経年化率の上昇に伴い、徐々に数値が増加しています。類似団体平均値よりも低い数値を示していますが、2つの事業を個別にみると、鏡川工水(S41年度一部給水開始)は約74%、香南工水(H24年度一部給水開始)では約40%となっており、鏡川工水の保有資産については、その多くが法定耐用年数に近づいています。■管路経年化率(及び管路更新率)事業個別にみると、香南工水の管路は給水開始から日が浅く法定耐用年数を経過したものはありませんが、鏡川工水の管路では約87%と類似団体平均値を大きく上回っており、その多くが法定耐用年数を経過しています。今後は、施設の老朽化への対応に加え、南海トラフ地震に備えるため、R6年3月に改定を行う経営戦略をもとに、引き続き耐震化等の取組を進めます。 |
全体総括工水事業の経営状況については、工業用水の適切な料金による安定供給を継続すべく、経費削減や業務の効率化などに努めており、全体的には健全な経営が行えています。鏡川工水では、施設の老朽化対策及び耐震化に向けた施設の修繕改良計画を策定・実行するとともに、給水量増加に向けた取組等を継続し、更なる事業の効率化を進めます。工水事業では、今後も、経営の効率化と施設の適切な維持管理に努めるとともに、経営戦略に基づく取組の推進により、引き続き健全な経営が行えるよう取り組みます。 |
出典:
経営比較分析表
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