高知県:工業用水道事業の経営状況(最新・2024年度)
高知県が所管する工業用水道事業「工業用水道事業」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
経営の健全性・効率性について
■経常収支比率(及び累積欠損金比率)R6年度は有収水量及び給水収益が微増するとともに、営業費用が増加したため、前年度比で0.11ポイント減少し111.08%となっていますが、累積欠損金もなく、全国平均を超えており、堅調な経営を維持しています。■流動比率R6年度は前年度に比べ410.9ポイント減少し、1,480.8%となっています。要因としては、現金・預金の増加などにより流動資産が増加した一方で、未払金の増加などにより流動負債も増加したことが挙げられます。100%を大幅に超えており、類似団体平均値よりも高い水準で推移しています。■料金回収率R6年度は前年度比0.18ポイント減の115.49%となりました。健全な水準とされる100%を超えており、給水に係る費用が給水収益で賄われている状況です。■給水原価類似団体平均値を下回っていますが、これは機器の長寿命化等による設備投資の効率化や、経費削減等の経営効率化の取組を行っていることによるものです。■施設利用率(及び契約率)同水準で推移しているものの、給水区域における工水需要の低迷のため、類似団体平均値を下回っています。また、契約率についても、同事由で50%を下回る低い水準で推移しています。この状況を踏まえ、新規給水契約の獲得及び効率的な経営に向けた取組が重要となっています。
老朽化の状況について
■有形固定資産減価償却率施設の経年化率の上昇に伴い、徐々に数値が増加しています。類似団体平均値よりもわずかに低い数値を示していますが、2つの事業を個別にみると、鏡川工水(S41年度一部給水開始)は76.1%、香南工水(H24年度一部給水開始)では46.0%となっており、鏡川工水の保有資産については、その多くが法定耐用年数に近づいています。■管路経年化率(及び管路更新率)事業個別にみると、香南工水の管路は給水開始から日が浅く法定耐用年数を経過したものはありませんが、鏡川工水の管路では87.2%と類似団体平均値を大きく上回っており、その多くが法定耐用年数を経過しています。今後は、施設の老朽化への対応に加え、南海トラフ地震に備えるため、経営戦略に基づき引き続き耐震化等の取組を進めます。
全体総括
工水事業の経営状況については、工業用水の適切な料金による安定供給を継続すべく、経費削減や業務の効率化などに努めており、全体的には健全な経営が行えています。しかし、産業構造の変化に伴う需要の伸び悩みにより、施設利用率・契約率の改善が課題です。さらに、鏡川工水の企業債残高が減少傾向であるのに対し、償却対象資産の減価償却が進んでおり、施設の老朽化に伴う更新需要が増大しています。また、職員給与費・物価の増勢や人材確保の困難な状況の継続によっては、給水原価が上がることから費用を抑えようとすることにより、サービス品質に影響が生じる事態が今後想定されます。鏡川工水では、施設の耐震化及び老朽化対策として、管路維持管理計画に基づき優先整備区間の管路更新を推進していきます。また、給水量の維持・増加に向けた取組等を継続するとともに、更なる事業運営の効率化を進めます。工水事業全体として、今後も、経営の効率化と施設の適切な維持管理に努めるとともに、経営戦略に基づく取組を推進し、引き続き健全な経営が行えるよう取り組みます。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
工業用水道事業の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の高知県リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。