香川県観音寺市の財政状況(2010年度)
収録データの年度
財政比較分析表(2010年度)
財政力
景気低迷に伴う市民税(個人・法人)の減収等により、前年度より0.6ポイント減少の0.64となっているが、類似団体平均を0.07ポイント上回っている。
財政構造の弾力性
前年度の経常収支比率88.2%から5.4ポイント改善し82.8%となり、類似団体平均を1.5ポイント下回っている。職員数の削減により人件費で2.8ポイント、公債費で1.4ポイント改善したことが主な要因である。
人件費・物件費等の状況
平成17年度の合併以前から職員数の削減に取り組み職員給は減少しているが、団塊世代の大量退職に伴う退職手当の増加により人件費は増額の決算になっている。一方、物件費の決算額は減少しており、全体では前年度より減額の決算となり類似団体平均も下回っている。
給与水準(国との比較)
全国市平均、県内市・町村平均を下回っており、類似団体においても中位に位置している。今後も各種手当の支給額の見直しを検討するなど、引き続き給与の適正化に努める。
定員管理の状況
「集中改革プラン」に基づく、事務事業の見直しや組織再編などの実施及び「定員適正化計画」に基づいた職員の新規採用の抑制により、平成20年度と比べ0.22人減少し6.83人となり、前年度と同様、全国市町村平均及び県市町村平均を下回った。今後は、「第2次定員適正化計画」(平成22年度~26年度)に基づき、総定員で95人の削減を図ることを目標とする。
公債費負担の状況
前年度より1.0ポイント減少し13.6%となり、類似団体平均と同程度に改善した。交付税算入率の高い有利な起債(合併特例債等)の活用に加え、普通交付税や臨時財政対策債も増加したことなどが改善の主な要因になっている。しかしながら、元利償還金は増加傾向にあることから、今後とも地方債発行の抑制に努め比率の動向に注視する。
将来負担の状況
前年度より17.8ポイント改善し126.1%となったが、類似団体平均を33.6ポイント上回っている。基金積立による充当可能財源の増加、普通交付税や臨時財政対策債の増加等が改善の主な要因になっている。しかしながら、地方債残高は増加傾向にあることから、今後とも地方債の発行を抑制するとともに、適正な職員数の維持、特別会計の経営健全化を推進し財政の健全化を図る。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2010年度)
人件費
計画的な人員削減により前年度より2.8ポイント減少し、類似団体平均と同程度に改善した。
物件費
委託料等の増加に伴い前年度より0.4ポイント上昇したが、類似団体平均を1.6ポイント下回っている。
扶助費
前年度と変わらず6.9%であり、類似団体平均とほぼ同程度になっている。しかし、扶助費の決算額は上昇傾向にあるため、動向に注視する必要がある。
その他
前年度より1.0ポイント改善したが、類似団体平均を1.7ポイント上回っている。公共下水道事業特別会計等への繰出金が増加しているため、特別会計における経営の健全化にも努める。
補助費等
前年度より0.6ポイント減少し、類似団体平均と同程度に改善したが、今後とも適切な補助金の執行に努める。
公債費
前年度より1.4ポイント改善し、類似団体平均よりも1.7ポイント下回っているが、今後大型事業が控えていることもあり、地方債発行の抑制に努める必要がある。
公債費以外
前年度より4.0ポイント改善したが、類似団体平均を0.2ポイント上回っている。
実質収支比率等に係る経年分析(2010年度)
分析欄
財政調整基金は、取崩を控えたことにより、2.15ポイント改善した。実質収支についても、前年度より0.35ポイント改善し、実質単年度収支についても黒字である。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2010年度)
分析欄
前年度に引き続き、全会計で黒字を維持している。一般会計で、0.37ポイント、競輪事業特別会計で0.72ポイント、国民健康保険事業特別会計で0.97ポイント改善したことにより、全体の黒字額も増加している。しかしながら、国民健康保険事業特別会計や介護保険事業特別会計において、社会保障経費の増加が見込まれることから、今後とも健全な財政運営を維持していく必要がある。
実質公債費比率(分子)の構造(2010年度)
分析欄
学校施設等の大型事業の実施による借入の増加により、元利償還金は143百万円増加している。しかし、これらの借入は交付税算入率の大きい合併特例債が大部分であり、算入公債費等も122百万円増加していることから、実質公債費比率の分子は38百万円の増加に留まっている。
将来負担比率(分子)の構造(2010年度)
分析欄
将来負担額については、学校施設等の大型事業の実施により地方債現在高が2,361百万円増加しているが、組合等負担等見込額では457百万円減少しているため、全体では1,794百万円の増加となっている。一方、充当可能財源等では、充当可能基金が積立金の増加により876百万円増加した。また、臨時財政対策債や合併特例債の借入の増加により基準財政需要額算入見込額も2,655百万円増加しているため、全体で3,407百万円の増加となった。よって、将来負担比率の分子では、充当可能財源等の大幅な増加により1,614百万円改善している。
よくある質問
このページで何が分かりますか?
香川県観音寺市の2010年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
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