事業・施設概要
| 都道府県 | 香川県 | 経営主体 | 丸亀市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 110,588人 | 現在処理区域内人口 | 2,585人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 2,250人 | 現在処理区域面積 | 123ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,282m³/日 | 下水管布設延長 | 36km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
一般会計からの繰入金により賄われている部分が大きいが、経常収支比率はかろうじて100%を超えたものの、類似団体平均値を下回っている。汚水処理原価は類似団体平均値を下回っていることから、他団体と比較すると効率的な汚水処理が実施されていると考えられる。一方、経費回収率が100%を大きく下回っているため、使用料収入で汚水処理費用を賄えない状況は続いている。企業債残高対事業規模比率については、企業債償還に必要な財源が使用料収入では不足しているため、その償還費用を繰入金と資本費平準化債で賄っている。その結果、類似団体平均値を大きく下回る状況となっている。水洗化率は、わずかに類似団体平均値を上回ることができているが、横ばい傾向にある。接続依頼を継続し、水洗化率の向上に努めていく。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率が類似団体平均よりも大きく下回っている要因は、令和2年度に地方公営企業法の一部適用を開始した際に、各固定資産の取得価格を当時の残存価格で計上したことによるものである。4箇所の農業集落排水施設は、供用開始から約20年程度と比較的新しいこともあり管渠老朽化率が低く、管渠更新も行っていないため、管渠改善率は0%となっている。しかし、今後設備の老朽化に伴う長寿命化工事の実施が見込まれることから、平成28年度に農業集落排水処理施設の機能診断を実施し、その結果を受けて、平成29年度に施設の最適整備構想を策定した。その構想においては、4地区にあるそれぞれの処理場は廃止し、公共下水道へ接続することが今後の事業運営として最も有効となるという結論に至ったため、現在は農業集落排水処理施設を公共下水道へ編入するための工事を進めている。
全体総括
農業集落排水施設の整備は既に完了しており、経費は主に維持補修費である。経費回収率が示すとおり、使用料収入のみでは汚水処理費用を賄いきれていない。今後も厳しい経営状況が続くことが見込まれることから、公共下水道への接続が事業の運営上最も有効であるとの判断に至り、農業集落排水処理施設の公共下水道への編入に向けた工事を進めているところである。本市の下水道事業においては、令和2年度から地方公営企業会計を導入し、経営状況の可視化を図っている。経営状況は、経常収支比率は100%を上回っているものの、一般会計からの繰入金に依存する部分は大きく、一方で人口減少により大幅な使用務改善が必要である。後大きくなることから、使用料の水準の適正性につき効率的な事業運営を実施していく。料収入の増加が見込みにくい状況にあることから、いては、あらためて検討が必要となる。引き続き事業改善を実施していく。
経営状況
収支構造
総額1.5億円
総額1.5億円