事業・施設概要
| 都道府県 | 愛知県 | 経営主体 | 西尾市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 170,869人 | 現在処理区域内人口 | 16,145人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 15,310人 | 現在処理区域面積 | 692ha |
| 晴天時現在処理能力 | 6,600m³/日 | 下水管布設延長 | 189km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率平成25年度以降は減少傾向で、当該値は100%未満となっており、経営健全性は保たれていないため、さらなる経営改善が必要である。④企業債残高対事業規模比率平成25年度をもって建設事業を完了したため、今後は徐々に減少していくものと思われる。⑤経費回収率平均値を上回る形で推移しているが、平成25年度以降は60%後半で推移しているため、維持管理事業費等の削減とともに、料金収入の確保及び料金体系の適正化を図っていく必要がある。⑥汚水処理原価平均値を下回る形で推移しており、適正な水準にあるが、維持管理費の削減の努力も必要である。⑦施設利用率平均値を上回る形で推移しており、適正な水準にある。⑧水洗化率平均値を上回る形で推移しているが、100%には達してしておらず、使用料収入を確保するため水洗化率向上の取組が必要である。
老朽化の状況について
西尾市の農業集落排水事業は、農業用排水の水質保全と、農村集落の生活環境の改善や、地域における資源循環の促進などを図るために、昭和63年度から整備を進めてきたもので、比較的整備時期が新しいことから、③管渠改善率に対象となる数値が含まれないという状況になっている。平成25年度をもって建設事業を完了しており、今後は、管渠の長寿命化対策など、老朽化に伴う管渠施設の更新及び改良等を図っていく必要があり、こうした成果が管渠改善率に現れてくる。
全体総括
西尾市の農業集落排水事業は、平成25年度をもって建設事業を完了し、今後は、当該施設の適正な維持管理とともに、これまでの建設事業に係る企業債の元利金償還が当会計の主な事業となっている。これまで、高利の企業債について、繰上げ償還及び低利への借換を行うなど、経営改善に努めてきたものの、事業費に見合う使用料収入が確保されておらず、今後訪れる人口減少社会、管渠の大量更新等に対応するには、非常に厳しい経営環境にあることは明らかである。今後は、公共施設等総合管理の見地から、施設の統廃合などを検討するとともに、公営企業会計への移行を見据え、公共下水道事業などと足並みを揃えて、使用料の料金体系の見直し等を併せて検討していく必要がある。
経営状況
収支構造
総額3.8億円
総額3.1億円