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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価水洗化率 |
経営の健全性・効率性について①経常収支比率及び⑤経費回収率については昨年度比ほぼ横ばいで、平均値を下回っている。営業収益である下水道使用料の確保と維持管理費等の経費削減により、更なる経営の健全化・効率化に努める必要がある。③流動比率については、昨年度比18.62%増で、平均値を上回った。これは一時的な現金収入があったことが影響しているためである。また、流動負債には建設改良費等に充てられた企業債及び他会計借入金等が含まれているため、支払能力がないことにはならないが、高い水準となるよう努める必要がある。④企業債残高対事業規模比率については、企業債残高が減少したことにより、昨年度と比較して36.39%下がり改善された。また、平均値を大幅に下回っている。引き続き適正な投資範囲になるよう努める必要がある。⑥汚水処理原価については、昨年度比横ばいで、平均値を下回っている。引き続き関係団体との協議を行い、適切な負担となるよう努め、さらなる改善を図る必要がある。⑧水洗化率については、昨年度比ほぼ横ばいで、平均値を若干下回っている。要因としては、接続人口が増えているものの、下⽔道整備を進めている段階であり、新たな処理区域内人口も増えているためと考えられる。引き続き、臨戸訪問による接続推進を行い、水洗化率の向上に努める必要がある。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について平成元年度から整備に着手し、30年以上経過している。耐⽤年数までは余裕があるが、経過年数の古い管から順次カメラ調査等により点検を行い、現況の把握に努める必要がある。なお、表中の「2.老朽化の状況③管渠改善率(%)」の令和2年度の数値「2.50」は誤りで、正しくは「0.00」。 |
全体総括当市では、令和8年度の市街化区域の整備完了をめざし整備を進めているが、地方債償還金は徐々に減少することを予想している。今後も、「碧南市下水道事業経営戦略」に基づき、経営の効率化に取り組みながら、事業を進めていくとともに、広域化・共同化といったスケールメリットを生かした効率的な管理・事業運営が可能となるよう、愛知県及び近隣市等関係団体とも協議を進めていく。なお、当市では令和2年度に令和3年度から令和12年度までの10年間を計画期間として経営戦略を策定したが、令和6年度末に経営戦略の改定を予定している。 |
出典:
経営比較分析表
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