事業・施設概要
| 都道府県 | 長野県 | 経営主体 | 松本市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | Ad |
| 行政区域内人口 | 238,647人 | 現在処理区域内人口 | 192,811人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 191,254人 | 現在処理区域面積 | 4,719ha |
| 晴天時現在処理能力 | 120,450m³/日 | 下水管布設延長 | 960km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
⑴収益的収支比率は60.03%で、単年度収支は赤字となりました。収益的収支比率が大きく落ち込んだ原因は、他会計繰入金の減額によるものです。今後も適正な使用料収入の確保と、維持管理費の経費削減に努めます。⑵企業債残高対事業規模比率は1,902.76%で、類似団体平均値を1,113.3%上回っています。平成31年度に寿赤木処理区を公共下水道に統合するための接続工事に係る起債により、企業債残高が増加したものです。⑶経費回収率は84.82%で、類似団体平均値を27.05%上回っています。汚水処理費の一部を公費で賄っているため、適正な料金収入の確保及び経費節減が必要です。⑷汚水処理原価は、232.38円で、類似団体平均値より41.97円低く、概ね効率的な経営を行っています。⑸施設利用率は38.40%で、類似団体平均値を12.28%下回っています。超高齢化・人口減少等により、今後汚水流入量の増加が見込めないため、施設の能力が過大となっています。⑹寿赤木処理区、大野田処理区、島々処理区及び稲核処理区の水洗化率は100.00%で、類似団体平均値より15.14%上回っています。
老朽化の状況について
⑴管渠改善率は0.00%で、類似団体平均値とほぼ同じ状況です。今後、管渠の更新が課題となります。⑵大野田処理場、島々処理場及び稲核処理場は、供用開始から19年~23年が経過しています。汚水処理機器は耐用年数を経過しており、今後、多額の修繕費用が必要です。
全体総括
1収益的収支比率が100%未満のため、適正な使用料収入の確保及び経費節減に努めます。2施設の老朽化及び利用率向上の対策として、寿赤木処理場は平成31年4月1日に公共下水道へ接続し、処理場施設は廃止しました。安曇地区の大野田処理場、島々処理場及び稲核処理場は、山間地に設置されており、公共下水道との接続が難しいため、令和2年度~令和7年度に施設の改修を行い、汚水処理能力の最適化及び長寿命化を図ります。3企業債残高対事業規模比率が類似団体平均値より高くなっています。今後、施設の長寿命化工事を行うため、企業債残高が増加する見込みです。国の補助事業等を活用し、経費節減に努めます。
経営状況
収支構造
総額55.8億円
総額47.0億円