事業・施設概要
| 都道府県 | 山梨県 | 経営主体 | 南アルプス市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 71,249人 | 現在処理区域内人口 | 219人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 195人 | 現在処理区域面積 | 14ha |
| 晴天時現在処理能力 | 179m³/日 | 下水管布設延長 | 6km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率は、69.53%で対前年比で4.13ポイント増加しているが、100%未満であるため単年度収支は赤字である。④企業債残高対事業規模比率は0%であるが、企業債償還を一般会計に依存しているだけのため、今後、使用料の見直し等経営改善を図る必要がある。⑤経費回収比率は、17.61%で類似団体及び全国の平均値を大きく下回っており、汚水処理に係る費用が使用料収入で賄えていない。使用者の激増は望めない地域であるため、使用料収入の確保が今後の課題である。⑥汚水処理原価は、297.21円で類似団体及び全国平均値を上回っている。これは、経営戦略策定委託業務(単年度)により汚水維持管理費の増加によるものである。⑦施設利用率は、97.77%で類似団体及び全国平均値を上回っており、近年変動はない。⑧水洗化率は、89.04%で類似団体及び全国平均値を上回っているが、使用料収入の確保や水質保全のため、今後も水洗化率向上に取り組む必要がある。
老朽化の状況について
平成8年から供用開始されており、処理場やポンプ施設において、老朽化による修繕等が必要とされる箇所が出てきている。今後、平成30年度に策定した最適化整備構想により、施設の機能維持に積極的に努め、長寿命化を図る必要がある。
全体総括
農業集落排水事業は、農業用用排水の水質汚濁の防止や、地域に住む人の生活環境を快適にし、水環境を保全することを目的とした事業である。地形等の問題により、公共下水道の普及が困難な山村地域ではあるが、本市の水源にも当たる重要な地域であることから、一般財源を投入し維持すべき事業であると考える。このため、健全経営は困難な状況であるが、公営企業会計への適用を踏まえ、適切な使用料の設定、今後の維持管理や老朽化対策等を検証し、経営改善を図る必要がある。
経営状況
収支構造
総額1,979.2万円
総額1,969.1万円