山梨県南アルプス市:公共下水道の経営状況(最新・2024年度)
山梨県南アルプス市が所管する下水道事業「公共下水道」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
経営の健全性・効率性について
①経営収支比率(収益で費用を賄えている割合)令和6年10月に使用料改定を実施したことにより、大きく増加したが、依然として基準外繰入金に依存しているため、経営改善は必要である。②累積欠損金比率(営業収益に対する累積欠損金の割合)前年度に累積欠損金を解消し、今年度も損失が生じなかったため、0%を維持できた。③流動比率(短期的な債務に対する支払能力)利益増加に伴う現金が大きく増加し、未払金が大幅に減少したことにより、前年度から増加した。初めて類似団体平均を上回り、全国平均値とほぼ同水準となったが、依然として100%を下回っているため、1年以内に支払うべき債務に対し、支払うことができる現金等が不足しており、支払能力を高めるための経営改善を図る必要がある。④企業債残高対事業規模比率(使用料収入に対する企業債残高割合)一般会計負担金の計算方法見直しに伴い、一般会計負担金が大きく減少したため、前年度から大幅に増加し、類似団体及び全国平均値を大きく上回っている。企業債は新規借入額を上回る額を償還しており、引き続き残高の圧縮に努める。⑤経費回収率(経費を使用料で賄えているかの指標)令和6年10月に使用料改定を実施したことにより、前年度より大幅に増加したが、それでも類似団体及び全国平均値を大きく下回っている。使用料で回収すべき汚水処理費を約7割弱程度しか賄えていない状況であるため、更なる使用料の確保や汚水処理費の削減が必要である。⑥汚水処理原価(汚水処理に要した費用)例年とほぼ同水準で推移しており、全国平均は超過しているが、類似団体平均よりは安価になっている。⑦施設利用率(1日に対応可能な処理能力に対する1日平均処理水量の割合)流域下水道により処理しており、単独の処理場を所有していないため数値化されてない。⑧水洗化率(処理区域内人口で実際に下水道に接続している人口の割合)前年度と横ばいで、類似団体平均値や全国平均を下回っており、更なる加入促進に務める必要がある。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率(資産の老朽化度合を示す)全国平均は下回っているが、類似団体平均値を上回っており、資産の老朽化度合が類似団体より高い状況である。②管渠老朽化率(管渠の老朽化度合を示す)法定耐用年数を経過した管渠はなく、0%となっている。③管渠改善率(更新した管渠延長の割合を示す)更新した管渠がないため、0%となっている。本市の下水道事業は、平成5年の供用開始から31年が経過している。下水道施設や管渠の耐用年数(概ね50年)を経過した施設や管渠は存在していない状況であるが、これからの耐用年数経過に備えて、適切な点検・維持管理を行いながら長寿命化に取り組み、更新時期を推測し、改築等の財源の確保を図っていく必要がある。
全体総括
本市の普及率は未だに約61%の状況であり、平成27年度に策定したアクションプランに基づき整備を進めている。令和6年10月に供用開始後、初めて使用料改定を実施したことにより、多くの指標は改善したが、一般会計繰入金に大きく依存した経営であることには変わりない。将来にわたって安定的に下水道事業を継続していくために、令和6年度に策定した中長期の経営計画となる「南アルプス市公共下水道事業経営戦略」に基づき、経営基盤の計画的な強化と財政マネジメントの向上(受益者負担の適正な使用料水準等の確保)に取り組み、下水道事業の健全運営に向けた経営改善が必要である。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
公共下水道の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の南アルプス市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。