山梨県南アルプス市:公共下水道の経営状況(2023年度)
山梨県南アルプス市が所管する下水道事業「公共下水道」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2023年度)
経営の健全性・効率性について
①経営収支比率(収益で費用を賄えている割合)前年度より0.85ポイント増加し、類似団体平均値を初めて上回ったが、増加理由は他会計補助金の増加によるものであり、経営改善は必要である。②累積欠損金比率(営業収益に対する累積欠損金の割合)0%となったのは当期純利益にて累積欠損金を解消したためである。③流動比率(短期的な債務に対する支払能力)利益増加に伴い流動資産が大幅に増加し、前年度より25.21ポイント大幅に増加したものの、類似団体及び全国平均値を下回っている。1年以内に支払うべき債務に対し、支払うことができる現金等が不足しており、支払能力を高めるための経営改善を図る必要がある。④企業債残高対事業規模比率(使用料収入に対する企業債残高割合)前年度から190.95ポイント減少したのは、企業債残高が減少したためである。それでも類似団体及び全国平均値を上回っており、使用料収入に対して企業債残高の割合が高いため、適正な使用料金改定が必要である。⑤経費回収率(経費を使用料で賄えているかの指標)前年度より0.65ポイント増加したが、類似団体及び全国平均値を大きく下回っている。使用料で回収すべき汚水処理費を約6割弱程度しか賄えていない状況であるため、使用料の見直しが不可避な状況となっている。⑥汚水処理原価(汚水処理に要した費用)前年度より1.34円減少し、全国平均は超過しているが、類似団体平均よりは安価になっている。年々減少しているのは、企業債残高の圧縮に伴い、支払利息等の費用が減少しているためである。⑧水洗化率(処理区域内人口で実際に下水道に接続している人口の割合)前年度より0.45ポイント増加したが、類似団体平均値や全国平均を下回っており、今後も100%を目指し取り組みを進める。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率(資産の老朽化度合を示す)前年度から1.21ポイント増加し、全国平均は下回っているものの、類似団体平均値を上回っており、資産の老朽化度合が類似団体より高い状況である。②管渠老朽化率(管渠の老朽化度合を示す)法定耐用年数を経過した管渠はなく、0%となっている。③管渠改善率(更新した管渠延長の割合を示す)更新した管渠がないため、0%となっている。本市の下水道事業は、平成5年の供用開始から31年が経過している。下水道施設や管渠の耐用年数(概ね50年)を経過した施設や管渠は存在していない状況であるが、これからの耐用年数経過に備えて、適切な点検・維持管理を行いながら長寿命化に取り組み、更新時期を推測し、改築等の財源の確保を図っていく必要がある。
全体総括
本市の普及率は未だに約59%の状況であり、平成27年度に策定したアクションプランに基づき整備を進めている。現在は、一般会計繰入金に大きく依存した経営であり、将来にわたって安定的に下水道事業を継続していくために、経営状況や資産の状況を正確に把握し、経営基盤の計画的な強化と財政マネジメントの向上(受益者負担の適正な使用料水準等の確保)に取り組み、下水道事業の健全運営に向けた経営改善が必要である。特に、公営企業の大原則である「独立採算の原則」に基づき、下水道使用料による自立経営を目指し、使用料の見直しに取り組んでいる。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
公共下水道の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の南アルプス市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。