福井県大野市の財政状況(2010年度)
収録データの年度
財政比較分析表(2010年度)
財政力
長引く景気の低迷等による市民税、固定資産税等の減収などから0.44と類似団体を下回っている。自主財源を安定的に確保するため、適正な課税に基づく市税の収納強化に取り組むとともに、企業誘致をはじめ地域産業の振興に取り組む。
財政構造の弾力性
社会保障関係経費が年々増加していること等により類似団体比率を上回っているが、平成22年度は公債費が大幅に減少したこと等により、対前年比5.8ポイント改善した。新たに策定(平成22年3月策定)した第六次行政改革大綱に基づき、経常経費の削減を図る。
人件費・物件費等の状況
類似団体平均に比べ高くなっているのは、市町村合併により一部事務組合(消防本部)の職員が加算されたことや、積雪による維持補修費が要因である。指定管理者制度の導入など、民間委託を進め、コストの低減を図る。
給与水準(国との比較)
給与の適正化に努めてきており、類似団体平均を下回っている。今後も勤務評定制度に基づいた昇給制度等により給与の適正化に努める。
定員管理の状況
平成17年11月の市町村合併により、一部事務組合(消防組合)が職員数に加算され類似団体平均を上回っている。新たに策定(平成23年3月策定)した定員適正化計画をもとに、機構改革や民間委託の推進と併せて、定員の適正化に努める。
公債費負担の状況
市債の発行抑制により類似団体平均を下回っている。今後は、大型事業に伴う新規発行が予定されているが、償還額の平準化に努め、比率の急激な上昇を抑える。
将来負担の状況
類似団体平均を下回っており、主な要因としては、市債の発行抑制による地方債残高の減と財政調整基金等の積立による充当可能基金の増額があげられる。今後は、大型事業に伴う新規発行が予定されているため、比率が上昇することが考えられる。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2010年度)
人件費
人件費に係る経常収支比率が類似団体平均と比べて高くなっているは、消防業務を直営で行っているためである。今後は、一部事務組合の人件費分に充てる負担金や下水道事業などの特別会計の人件費分に充てる繰出金といった人件費に準ずる費用も含めた人件費関係経費全体について、抑制していく必要がある。
物件費
物件費に係る経常収支比率が類似団体平均と比べて高くなっているのは、業務の民間委託を推進し、職員給与費等から委託料(物件費)へシフトしているためである。今後も順次民間委託を進めていく。
扶助費
扶助費に係る経常収支比率が類似団体平均と比べ高くなっているのは、民間保育所や障害者支援に係る経費が大きいためである。今後は、健診や保健指導を強化するなど医療扶助の抑制に努める。
その他
下水道事業の進捗に伴う特別会計への繰出金が増加しており、平成22年度は、類似団体平均と比べて高くなった。今後も、施設の適正な維持管理と事業の効率的な整備促進に努める。
補助費等
補助費等に係る経常収支比率は類似団体平均と比べ低くなっている。今後も、事務事業評価等を行い、補助金等の適正な交付に努める。
公債費
公債費に係る経常収支比率は類似団体平均に比べ低くなっている。今後は、大型事業に伴う新規発行が予定されているが、償還額の平準化に努め、公債費の急激な上昇を抑える。
公債費以外
公債費以外に係る経常収支比率は類似団体平均と比べ高くなっている。新たに策定(平成22年3月策定)した第六次行政改革大綱に基づき、経常経費の削減を図る。
実質収支比率等に係る経年分析(2010年度)
分析欄
実質収支額は、標準財政規模の5%前後で推移しており、今後も3〜5%程度となるよう努める。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2010年度)
分析欄
一般会計、特別会計、企業会計とも赤字は発生していない。
実質公債費比率(分子)の構造(2010年度)
分析欄
し尿処理施設及び健康保養施設の建設に伴う起債の償還が一部終了したことにより元利償還金が大幅に減少した。
将来負担比率(分子)の構造(2010年度)
分析欄
市債の発行を抑制する一方、し尿処理施設及び健康保養施設の建設に伴う起債の償還が一部終了したことにより地方債現在高が減少した。また、今後の大型事業に備えて財政調整基金等の積立を行っており充当可能基金は増加した。
よくある質問
このページで何が分かりますか?
福井県大野市の2010年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
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