事業・施設概要
| 都道府県 | 石川県 | 経営主体 | 七尾市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | Cc2 |
| 行政区域内人口 | 55,790人 | 現在処理区域内人口 | 15,280人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 11,580人 | 現在処理区域面積 | 510ha |
| 晴天時現在処理能力 | 13,400m³/日 | 下水管布設延長 | 132km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
現在、管渠整備途中であるため、毎年、使用料収入は増加している。一方で汚水処理量も整備に合せ増加しており、処理費用等の維持管理費も比例して増加している。また、事業投資に要した地方債の元利償還金が大きく、平成35年度をピークに増加している。このことから使用料収入等の自己財源に対する維持管理費や元利償還費の比率が高く、①収益的収支比率は、低い状況にある。④企業債残高対事業規模比率は、使用料収入の伸びや起債償還による起債残高の減少とともに低下しているが、未だ地方債の残高が大きいことから類似団体と比較すると高い状況である。⑤経費回収率が低く、また、⑥汚水処理原価が高いことについては、汚水処理にかかる資本費である地方債の元利償還費が大きいことが大きな要因である。⑦施設利用率は、管渠整備途中であるため処理場の処理能力に対し、処理水量が少ない状況であり、類似団体と比較して低い。⑧水洗化率は、毎年増加しているが、管渠整備途中であり供用開始から間もないエリアがあることなどから類似団体と比較して低い状況にある。
老朽化の状況について
管渠は、③管渠改善率にあるとおり供用開始から20年を経過した時期に鋳鉄管やヒューム管の管渠内が腐食し、敷設替え等の改築を行っている。今後も、腐食が発生しやすいヒューム管等の更新費用の増加が見込まれる。中継ポンプ場や処理場は、老朽化に伴い機械設備や電気設備の更新が必要な状況にあるため、更新計画に基づき更新を行っている。
全体総括
事業計画面積における整備率が37.6%と低い状況にあるため、現段階では、収益に対して初期投資した処理場等の設備投資が過大な状況である。今後は、投資経費が過大とならないよう整備計画の適正化を図りつつ整備を着実に進め、施設利用率や水洗化率の向上による使用料収入の確保に努めるほか、老朽化による管渠や処理場の更新についても計画的に実施するなど更新費用の平準化を図り、経営の健全化に努める。
経営状況
収支構造
総額5.9億円
総額5.9億円