事業・施設概要
| 都道府県 | 新潟県 | 経営主体 | 南魚沼市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 59,242人 | 現在処理区域内人口 | 21,643人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 15,973人 | 現在処理区域面積 | 975ha |
| 晴天時現在処理能力 | 550m³/日 | 下水管布設延長 | 288km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
類似団体に比べ経費回収率は高めで上昇傾向にあり、汚水処理原価は低めで低下傾向あるため、類似団体に比べ比較的良好な経営状況にある。特に経費回収率が、平成26年度においてほぼ100%となっていることから、処理に要する経費はほぼ使用料収入でまかなえている状況にある。水洗化率は類似団体に比べ若干低いが上昇傾向にあり、企業債残高対事業規模比率は低く低下傾向にある。これはいまだ普及の途中にある為であり、今後しばらくはこの傾向が続くものと思われ、経営状況としては今後も改善の方向にある。収益的収支比率について平成26年度に大幅に改善したのは、接続に対する補助金の期限が当初平成26年度までであり、これを利用した駆け込み接続が多かったことによる、有収水量の増が主な要因と思われる。施設利用率が平成26年度に低下しているのは、平成25年度において1処理場を廃止したことによるものである。収益的収支比率としては80%台と、必ずしも健全な経営とは言えないが、今後さらなる普及にともなう改善が見込め、下水道事業という社会インフラ事業としてはほぼ適正な状況にある。
老朽化の状況について
市が所有する処理場である五箇処理場は、平成11年から供用を開始しており施設が老朽化しつつあることから、今後設備更新の検討が必要となる見込み。管渠については、今後老朽化したマンホール蓋部分の更新を行う必要があると認識している。
全体総括
現状では必ずしも良好な経営とは言えないが、水洗化率がいまだ低めであることから、今後の接続増による改善が見込める。下水道事業は、市民生活の根幹にかかわる社会インフラであり高額な投資を要するが、料金面では市民生活への影響が大きい事から値上げは困難であり、収益的収支比率100%以上は非常に困難な状況にある。老朽化しつつある処理設備更新等による長寿命化、管路長寿命化に伴う不明水の削減等による経費の削減に努め、安定運用を確保しながらより健全で効率的な下水道事業運営に努める事としたい。
経営状況
収支構造
総額8.4億円
総額4.8億円