群馬県昭和村の財政状況(2010年度)
収録データの年度
財政比較分析表(2010年度)
財政力
関屋工業団地への企業進出による税収増により、年々財政力指数は上昇している。H18に比べH22は0.7%上昇した。自主財源が乏しい本村としては景気に左右される法人住民税に税収増を頼るのではなく、基幹産業である農業と豊かな自然を活かした観光にも力を入れ、農工商のバランスの良い発展を目指し税収増を図りたい。
財政構造の弾力性
対前年度、法人住民税が8千万円、普通交付税が1億円増額となったことなどにより、経常一般財源収入が2億5千万円増。対して経常支出においては、職員数減により、人件費が-6千万円となったことから、経常収支比率は-7.4%の77.2%となった。
人件費・物件費等の状況
人口1人当たり人件費・物件費が他の類似団体を下回っているのは、定員管理に努め職員数を毎年減らし、人件費の抑制を図ったこと、また委託見直し、物品購入を抑制などにより物件費を減額したことによる。今後も現在の水準を保てるよう努める。
給与水準(国との比較)
H18の構造改造改革による給与額の減少と集中改革プランに掲げた目標数値を大きく達成するも、職員の経験年数階層の変動が高く、年々上昇傾向にある。しかし、この上昇は、定年退職者等による調整により、徐々に減少に生じていく見込みである。
定員管理の状況
職員の新規採用を控え、職員数の減に努めた結果、H15.4.1現在には97名であった職員数が、H22.4.1現在では、77名と20名減っている。今後も定員管理に努めたい。
公債費負担の状況
償還のピークは過ぎ、前年度-1.5%の12.4%となった。農業集落排水事業の公債費については、当分高額な状況が続くが、一般会計の公債残高のうち6割以上を臨時財政対策債が占めること、償還額が新規借入額を上回る状況が続くこと、H26に赤城西麓事業の債務負担行為が終了することから今後も緩やかではあるが下がる見込みである。
将来負担の状況
一般会計において、安易な財源確保としての地方債借り入れは行なってこなかったこと、ここ数年大規模な建設事業を行わなかったことなどにより地方債現在高は低い状況となっており、臨時財政対策債が残高の6割以上を占めている。また債務負担行為も年々減少しており、充当可能基金が対前年度4億3千万円増えたことにより、H22より-となった。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2010年度)
人件費
職員が5名減ったことにより、約6千万円の人件費が減額となったことにより-3.7%と大幅に下がった。今後も定員管理に努め、人件費の抑制を図りたい。
物件費
各種委託の見直し、物品購入の抑制などにより、H20にかけて比率は下がったが、職員数の減による臨時職員雇用に伴う賃金の増、新規電算委託料の増などにより、前年度より0.4%上昇した。
扶助費
他の類似団体に比べ高い状況にあり、118団体中、91位である。理由の一つとして、保育料の20%を保護者へ支給している子育て支援事業(約1千万円)が上げられる。
その他
他の類似団体に比べ、高い比率となっているのは、特別会計への繰出金、農業集落排水事業の公債費等繰出が約2億円と高額こなっているためである。当分の間、農業集落排水事業の公債費は高額が続くため、使用料の見直しや委託の見直しなど歳出削減に努め、一般会計からの繰出減額に努めたい。
補助費等
補助費等における比率が他の団体に比べ高いのは、本村の基幹産業である農業の基盤整備における債務負担行為額が多額となっているためである。赤城西麓土地改良事業債務負担行為の改良区分がH24で終了、県分がH26で終了するため、H27以降は下がる見込みである。
公債費
安易な財源確保としての起債借り入れをしてこなかった結果、公債費の負担は低い状況であり、類似団体118中、4位である。今後については、数年にわたるような大規模な建設事業の予定はないため、更に低くなることが見込める。
公債費以外
公債費の負担は軽いが、債務負担行為と農業集落排水事業会計への繰出金が多額となっているため、類似団体118中、104位と高い比率となっている。赤城西麓土地改良事業の債務負担行為がH26で終了するため、H27以降は下がる見込みである。
実質収支比率等に係る経年分析(2010年度)
分析欄
人件費の抑制、計画的な普通建設事業執行など歳出削減に努めたことや関屋工業団地への優良企業進出による税収増により、H19より財政調整基金の取り崩しはなく、基金の残高は年々増えている。実質収支については、予算の執行率重視から歳出の抑制重視に変わったこと、補正予算編成において歳入額を低く見積もっていることから実質収支比率は高い。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2010年度)
分析欄
いずれの会計も黒字であり、特に一般会計において黒字額は多額となっている。他の年度に比べ国民健康保険特別会計が高額な黒字であったため、H22が過去4年間において、もっとも黒字の比率が高くなった。
実質公債費比率(分子)の構造(2010年度)
分析欄
一般会計の元利償還金は年々減少している。公営企業債の元利償還金に対する繰入金が高額なのは、農業集落排水事業の公債費によるものであり、当分高い状況が続く。債務負担行為については、赤城西麓土地改良事業債務負担行為の改良区分がH24に終了、県分がH26に終了するため、今後穏やかにではあるが実質公債費比率は下がる見込みである。
将来負担比率(分子)の構造(2010年度)
分析欄
将来負担額のうち、退職手当負担見込額と公営企業債等繰入見込額以外は年々減額となっており、今後も減額となる見込みである。対して充当可能財源である充当可能基金残高は年々増えている。その結果、将来負担比率の分子はH22においてマイナスとなった。
よくある質問
このページで何が分かりますか?
群馬県昭和村の2010年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
関連する地方公営企業も見られますか?
ページ上部の関連リンクから、この自治体に紐づく地方公営企業ページへ移動できます。