福島県双葉町の財政状況(2011年度)
収録データの年度
財政比較分析表(2011年度)
財政力
東京電力㈱福島第一原子力発電所の立地により、類似団体内平均を上回る税収があるため、0.84となっているが、償却年数の経過により固定資産税(大規模償却資産)は減収となることが見込まれ、また発電所事故による各事業の休止等の影響により基準財政需要額の減少が見込まれる。
財政構造の弾力性
既往債の元利償還額の減、基金繰入による事務事業への充当等により、経常収支比率は前年度に比べ3.6ポイント減少し、類似団体内平均を下回った。今後も財政の弾力性を確保できるように努めていく。
人件費・物件費等の状況
前年度に比べ10,310円の減となり、類似団体内平均を下回っている。東京電力㈱福島第一原子力発電所事故により公の施設が使用できなくなったことにより光熱水費・燃料費・委託料等の物件費が減少したため。
給与水準(国との比較)
前年度は東京電力㈱福島第一原子力発電所事故により平成23年度4月1日現在の「ラスパイレス指数」は算出していないため。前々年度と比較すると7.6ポイントの増となっている。類似団体内平均と同様ではあるが、今後も給与適正化に向けた取り組みを進めていく。
定員管理の状況
前年度は東京電力㈱福島第一原子力発電所事故により平成23年4月1日現在の「人口千人当たりの職員数」は算出していないため。前々年度と比較すると1.35ポイント減少となった。今後も定員適正化計画に基づく職員数の管理に努める。
公債費負担の状況
実質公債費比率は、20.9%(3ヵ年平均)で、類似団体内平均を大きく上回っている。単年度比較では、前年度に比べ2.8ポイントの減の18.3%となっている。今後も公債費負担適正化計画に基づき更なる比率の低下を図る。
将来負担の状況
既往債の元利償還額の減、財政調整基金の積立額の増加等により将来負担比率は前年度に比べ98.9ポイント減少し、類似団体内平均を大きく下回っている。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2011年度)
人件費
人件費に係る経常収支比率は、前年度に比べ1.4ポイント減少し、類似団体内平均を下回っている。要因は職員の減及び各種委員会等の活動休止により減少している。
物件費
物件費に係る経常収支比率は前年度と比べ3.6ポイント減少し類似団体内平均を大きく下回っている。これは東京電力㈱福島第一原子力発電所事故により公の施設が使用できなくなったことで光熱水費・燃料費・委託料等が減少したためである。
扶助費
扶助費に係る経常収支比率は、前年度に比べ1.8ポイント減少し類似団体内平均を下回っている。減少した主な要因は保育所運営経費等各事業の減少によるものである。
その他
その他に係る経常収支比率は前年度に比べ8.5ポイント増加し、類似団体内平均を大きく上回っている。平成22年度に設置した災害援護特別支援金貸付基金の増額や介護保険特別会計への繰出金が増加したためである。
補助費等
補助費に係る経常収支比率は前年度に比べ5.3ポイント減少し、類似団体内平均を下回っている。これは東京電力㈱福島第一原子力発電所事故により各種補助団体が活動等休止・縮小したためである。
公債費
公債費に係る経常収支比率は前年度に比べ同率であり類似団体内平均を下回っている。定期償還額のピークが過ぎ、今後も同様の状態が続く見込みである。
公債費以外
公債費以外の経常収支比率は前年度に比べ3.6ポイント減少し、類似団体内平均を下回っている。今後も財政の弾力性を確保できるよう努めていく。
実質収支比率等に係る経年分析(2011年度)
分析欄
平成19年から平成21年度の実質収支比率をみると5%前後で推移してきたが、東京電力㈱福島第一原子力発電所事故により各事業の休止等の措置の影響により平成22年度、平成23年度は実質収支額・実質単年度収支・財政調整基金残高共に大きく増加している。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2011年度)
分析欄
平成19年度から平成23年度の一般会計と特別会計において赤字を生じている会計はない。東京電力㈱福島第一原子力発電所事故の影響により事業の休止状態の会計もあり、また公共下水道事業会計の使用料等の収入が見込めないことから、一般会計からの赤字補てん財源繰出金の割合が多くなっている。
実質公債費比率(分子)の構造(2011年度)
分析欄
平成23年度決算における実質公債費比率(3ヵ年平均)は前年度に比べ2.8ポイント減の20.9%となった。比率が減少した要因としては元利償還金の減(前年度比36百万・8.4%減)による。本町においては平成18年度に「公債費負担適正化計画」をスタートさせ、平成21年度には財政健全化法に基づく「財政健全化計画書」を策定し、実質公債費比率抑制に取り組んできている。今後も地方債残高の減額に努めていく。
将来負担比率(分子)の構造(2011年度)
分析欄
平成23年度決算における将来負担比率は、前年度に比べ98.9%の減となった。地方債現在高の減(前年度比156百万・4.7%減)、財政調整基金等の充当可能基金(前年度比3,367百万・1,176%増)の大きな増加が比率が減少した要因である。今後、復旧・復興に係る大規模事業等にこれらの財源が見込まれることから比率等十分注意しながら財政運営をしていく。
よくある質問
このページで何が分かりますか?
福島県双葉町の2011年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
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